2017/09/22

バイクの世界は高効率の過給機ダウンサイジングに変わっていくか?

今日はものづくり業界団体の会合で東京へ
電子機器もDDR4とかどんどん動作速くなって、設計大変なんですよ笑

まだ壊れずに動いてます、シグナスXの台湾製流れるウインカー

バイクの灯火類も変わったよね、今はLEDだもんね
特に変わったのはヘッドライトで

1970年代のミニとかはシールドビームって言って
丸目ユニット全体が電球で、切れるとユニットごと交換

それが1980年代に入るとハロゲンバルブと言って
中の小さな電球だけ交換するタイプに

1990年頃にはプロジェクターヘッドランプと言うのが出てきたり

私が今付けてるシグナスXのヘッドライトもプロジェクターですが
車はあまり明るくなくてプロジェクターはそれ程普及しなかった

2000年代に入るとバシューンとプラズマで光るHIDなんてのが出てきて
このクルマ(ホンダライフ)がオプションでHID付けてました
昼間走ってるかのごとく明るかったです笑

そして2010年代はLEDヘッドライトですからね
時代によって色んなヘッドランプがありました~

逆に衰退したのはエンジンで
原付は長らくOHCに戻ってましたが

GSX-S125で久々DOHC・4バルブの

ツインカム双頭ヘッドが戻ってきましたね
昨今はツインカムよりもコスト優先でシングルカムでしたからね

我々の世代はもうツインカム世代ですよ

車の横にでかでかとDOHC!とか書いて

主張した世代ですからね^^)

おとといNinja H2について書いたら
Ninja H2乗りのJさんからコメント頂いて
2013年の東京モーターショーの時に既に
コンセプト・スーパーチャージド・エンジンが展示してあったって

まじすか!(気付いてませんでした^^;)

どれどれ2013年10月の東京モーターショーの写真を見てみると

あ、これですね!スーパーチャージドエンジン

へぇ~それでNinja H2の登場は2015年だから

けっこう長くスーパーチャージャーエンジンを研究してたんですね

いろいろ市販化するには難しいエンジンだったのでしょう
だって他社が全然追従してこないし笑 

カワサキは割と大胆にエポックメイキングですね

創造性に満ち溢れてます

日本の軽二輪(~250cc)、小型二輪(251cc~)の新車販売台数
2016年、合計11万台弱でした
これをほんとは倍増したいよね笑 22万台とかに

その可能性はあるのか?

例えば日本の総人口1.2億人に対する、二輪の保有台数(保有者数)を見てみると
だいたい毎年総人口の3%弱が二輪の保有者数で
ほとっんど変動しないことが分かりました

これが一気に2倍の6%の保有者数になったり
人口が2億4千万人になったりしないってこと

なのでここの数字で販売台数倍増は難しい

手っ取り早いのは
バイクマニアに複数台買わせる手ですが笑
(バイクマニアはよく買います^^;)

JAMAの調査資料を見ると
もう既にバイク複数台所有する世帯が多いんですね
なのでここで販売台数倍増も難しい

あとは何かバイクの世界に大革命を起こして
既存のバイクを総とっかえしてもらうか、だよね

車の世界ではそれは電気自動車であったり

これらは2年前、2015年10月の東京モーターショーの写真ですが

当時はスマートモビリティとか

環境、電気自動車のオンパレードでしたね

まだ自動運転とかADASなんてのは出てきてません

今年、2017年10月の東京モーターショーの技術展示は
きっと自動運転で大革命狙いでしょうね

わずか2年でトレンドが変わるんですね

以下の写真も2015年10月の東京モーターショーの
カワサキブースの写真ですが

既存的なバイクの展示もありましたが

まあ実際の売りダネは既存車種ですから

その中で改良型のバランス型スーパーチャージドエンジンなんてのも
展示してましたね

ひょっとするとカワサキはこのSC技術で
バイクの大革命を狙っているのかもしれない

カワサキのバイクを全て過給機付きに・・高効率でダウンサイジングな
その新しい技術のバイクに総とっかえしてもらう 

その先鋒がNinja H2だったのかもしれません笑

最近国内の二輪販売は外車勢に押されているようです^^;)
あまり時間はありません
スーパーチャージド構想、販売店構想、いろいろ大変です!

8 件のコメント:

  1. ヨウ素球は憧れでしたねぇ。
    車検通らなかったんですよね。
    くら~いシールドビームに比べると別世界でしたよ。
    ライトと言えば、シビエやマーシャルの猫ステッカーに心ときめいたものですが、今もあるのかな?

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    1. ライトはほんと色々ありましたね。イエローバルブとか、55Wで110Wの明るさ!とか。原付は6Vでしたけど笑。
      ミニのルーカス製シールドビームは暗かったあ笑。今の国産車のポジションランプ位の明るさでしょうか^^;)
      マーシャルの猫はいま復刻品があるんですよね。懐かしいなあ。
      昔ランサーセレステのラリー車でグリルにフォグ4連が最高にカッコよかったです笑

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  2. 私も十代後半の時に乗っていたジャパンをハロゲンに交換してましたね。それにリレーキット追加して、バっ直でハイワッテージのバルブにしてました。確か150WのH4バルブ。
    ローハイの切り替えを頻繁にしていると、すぐに切れちゃって、寿命も今もLEDと比べるとすごく短かったように記憶しています。

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    1. 私の親しい友人も18歳で免許取ってジャパンの中古でした!
      その友人も7thスカイラインの時はPIAAの110Wフォグを入れてましたね~^^)
      最近はLEDのすごいやつみたいな時代になりましたね笑

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  3. バイクマニアはよく買います、は本当にそうですね。私もクルマ2台、バイク2台、自転車5台持っていますからね(笑)。
    モーターショーは楽しみですけど、いくつかのメーカーさんの内情を知っているのでちょっと微妙です。きちんと考えられたものばかりではなくて、本当に客寄せパンダ的なその場しのぎ的な展示もあります。企画部門とデザイナーに喝を入れてやりたいくらいですね。
    自動運転も結構ですけど、この自動運転のコンテキストが弱いところも気になります。スマートモビリティだって海外事例をそのまま持ってきただけですからねえ。海外には軽規格はない。それ故のスマートモビリティというコンテキストがあったわけで。流行語に乗っただけだとサプライヤーやIT屋の思う壺。メーカーさんにはきちんと自動車文化に対するビジョンを作っていただき、その中で自動運転車の位置付けをはっきりして欲しいです。

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    1. おおっ自転車5台はすごいですね!自転車は自分の足も鍛えられるのでいいですね^^)
      さすが自動車業界についてお詳しいですね。モーターショーもさじ加減が難しいのでしょうね~。堅実過ぎると夢が無いとか、すげー技術あるんだけど公開はできないよとか笑
      自動運転はほんとにどこへ向かうやら笑、洒落じゃないですけど難しいですね。
      こういった新しい技術は作るのも大変ですけど、じゃあそれをどうやって商売するという面も難しいかなと思ってます。完全自動運転のヴィッツができましたあ、1千万円です、じゃ結局売れないですもんね^^;)
      陳腐な言い方ですけど、落としどころの見きわめが重要かな、なんて思います。

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    2. 普及価格の落としどころも難しいですね。
      プリウスが発売された時に販売価格の設定が難しく、当時の奥田社長の215万との鶴の一声で決まったとか。
      その心は。21世紀へゴー!(215)
      当時のキャッチコピーは 「21世紀に間に合いました」。そして価格は215万~。
      ほんとかどうかはわかりません。

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    3. へぇ~プリウスにそんなよもやま話があったのですね!
      自動運転は各社横並びで出てきそうなので、それぞれどんな戦略で出てくるか、楽しみですね!(見てる方は気楽なもん笑)

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