2020/01/30

オンリーワンで人気を独り占めにしたレブル250

木曜、生ぬるい日が続きます
俺の人生みたいだ^^;) 

6.3度なら一発でエンジンかかるぜ

もうそろそろオイル交換だな

ヤングマシンの最新号で

126~250ccクラスの2019年販売台数ベスト10が載ってたんだけど(データ大好き笑)
250ccクラス第1位はなんと 

ぶっちぎりでレブル250!
意外でしょ笑

実は私はレブル250が人気あるのは知っていた

それはレブル250試乗ブログの反応がすごかったから笑
https://blueskyfuji.blogspot.com/2019/04/250-2019-7.html
だいぶ前の記事でも、今でも週間アクセスTOP10に入ってきます

このレブル250がねえ、こう見えて
高速でもよく走るんだよ 

なんたってあのブンブン丸のCB250Rと同じエンジン積んでるから笑

それでいてシートが低くて乗りやすかったり
意外にもバンク角が深かったり笑

クールでかっこよかったりするでしょ
そりゃ売れるわ

もう楽しくて富士山一周しちゃったもの(人のバイクで^^;)

さらに今度マイチェンして新型出るでしょ、レブル250
https://www.honda.co.jp/Rebel250/

こりゃさらに売れるわ

うお、4連ヘッドライト!

往年のシーマのガトリング・ヘッドライトみたいだ!(ふっる~^^;)
https://motorz-garage.com/topic/detail/4376

あ、やっぱ女性ターゲットだね
これはかっこいい 

シート低くて小柄な女性もOK!

実はレブルは「残存者利益」で売れてると思うんだ(は?)

例えば「フイルム現像機」

デジカメ時代になってほとんどニーズが無くなり
数ある現像機メーカは「こんなの作ってたら売れなくなって大量に在庫抱えるぞ」と早々に見切りをつけて生産を打ち切った

ところがあるメーカだけは「フイルムを愛しているお客様がいる」と
http://www.noritsu.info/
儲け抜きで、最後まで現像機を作ったんですね

そうしたらなんと
逆に他社に現像機が無いので、日本中の現像機の注文がこの会社に集中したとさ、生産が追い付かないほど
その思いが報われました、めでたしめでたし・・と金の斧と銀の斧の話みたいだね^^)

が、「残存者利益」です笑

日本は昔バイクブームの頃

まだバイク雑誌が電話帳の厚さだった頃です(電話帳も今は薄いか^^;)

和製アメリカンバイクもたくさんあったんですね

それらアメリカンは今はほとんど無くなった

 実はレブルもその頃にご先祖様がいたのですけど

いまも頑張って残ってるアメリカンはレブル250位でしょう
アメリカン自体の総需要は少ないかもしれないが 

それが全部レブルに集中したら、250cc第1位になるんですね~

ということで他社も指をくわえて見ているだけじゃなくて笑
しめしめと金の斧を狙うなら笑 

カワサキはエリミネーター250を出してほしい!
ドラッグスタイルのかっこいいやつ
今出してもクールでしょう 

スズキはそうだなあ、かっこいいアメリカンが無かったので^^;)

カタナ250を出そう!

いやもうGSX250Rの車体使って

カウル換えるだけでいいよ笑

きっと、らしいカタナ250ができるよ

名前は「小刀」でも「脇差し」でも何でもよし!笑

そうするとカタナ1000と共にはずみが付くと思うけどなあ
初心者の若者にもカタナを!笑

2020/01/29

カワサキが「カワサキだから」だった理由

水曜朝は8.2度!生ぬるい!気持ち悪い!
もっとビシッと冷えてくれよ!(いつも寒い寒い言ってんじゃん^^;) 

楽勝で一発でエンジンかかったよ

モンキー125の武川シート来たよ!

これね

こんな感じで積める笑

ちょうどニーグリップできるぞ笑

スクーターは便利だなっと

さて今日のお題は
なぜカワサキは「カワサキだから」だったか!?

「カワサキだから」
この言葉はバイク乗りの間でまことしやかに存在する言葉ですが
(写真はイメージです^^;)

※使い方
バイク乗り「このカワサキのバイク、圧縮漏れかなんかで、たまにオイルか圧縮吹いてヒザが "アチッ!" ってなるんですけど^^;)」
バイク屋さん「あー、それはね "カワサキだから" しかたないよ」 
バイク乗り「あー、そうなんだ」END

という、この言葉で免罪符のように済まされてしまう恐るべし言葉なのです!
「カワサキだから」で何でも済んでしまう笑

それでもカワサキに乗る方は、腕に覚えのある方が多かったですね笑

「カワサキだから」
ではなぜこうなったのでしょう?

「設計に手抜いてたんじゃないの」そう思うでしょう
違うんです(たぶん^^;) 

その理由は「単位の違い」があったのです!(は?)

例えばとある住宅関連メーカが、電子回路の設計会社を買収し
一緒に仕事をしました(写真はイメージです^^;)

住宅に電子回路?

そう、最近は家も壁紙や天井自体をプリンテッドエレクトロニクスの有機ELで光らそうとか、電子回路のニーズが出てきました
https://www.pref.yamagata.jp/ou/shokokanko/110002/sennryakugijutu/ELpamphlet.pdf
そこで家の設計者と、電子回路設計者が一緒に仕事することになったのですが

その時に家の設計者から漏れた言葉
「設計寸法の単位が違い過ぎて想像が付かない^^;)」

家を設計する時はmm単位で設計したり、mm単位でバッサバッサと建材を切るが

電子回路や半導体チップの設計といったら単位が「nm:ナノメートル」!
http://semicon.jeita.or.jp/STRJ/STRJ/2015/2015_08_Tokubetsu_v2.pdf
μm:マイクロメートルよりもっと微細だよ
えーと14nmは、0.000014mmかな笑

チップを興す版下のフォトマスクも、同様の単位なんだよ
https://www.toppan.co.jp/electronics/profile/library/pdf/photo_mask_j.pdf
もう老眼の私にゃ見えない位の微細(当たり前だ!^^;)

ものづくりには色んな世界がありますが
このように世界がまるで違う時もある

これをカワサキに当てはめると

カワサキはもともと「重工業」だよ、ヘビーインダストリー
https://www.aras.com/-/media/files/resources/presentations/khi-cad-data-management-aviation-jp.ashx
大きな橋作ったり、タンカー作ったり、プラント作ったり、スケールがでかいんだ

そういう設計をやってた時に

豆粒のような二輪を作ることになったら笑
これはもう設計の単位が違ったんだと思う

これは当事者自身も気付いてなかったかもしれませんが
決して「手を抜いていた」わけじゃなく、「不得手」だったんだと思う

それが「カワサキだから」になったんじゃないかと!(あくまで推測です笑)

今はもう設計現場の大幅革新で
二輪のスモールサイズも

ヘビーな重工業も両立してますよ^^)

もう一つ重工業ネタ言うと
重工業のビジネスは一般消費者相手のBtoCじゃなく、対企業間の取引となるBtoBなんですね
https://innova-jp.com/btob-btoc/

なので基本、製品を万人向けに「広告展開」することはなく
企業へ「個別訪問」して提案します

その重工業の中で、一般消費者相手の「二輪」は異質なんだと思います

大多数のお客様の心を捉えなければならない

BtoBビジネスが基本の重工業ゆえ、コンシューマ相手のディーラーネットワークを自身で展開するのもあまり経験が無かったでしょう

でも思い切って展開した
今や二輪ビジネスはグローバルで競争が激しく

重工で二輪ビジネスは企業ブランド価値を高めるオマケだから、なんて言ってられない
食うか食われるか

パラダイムチェンジしなければ、川重の二輪事業そのものが無くなってしまうかもしれない
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45044460Q9A520C1TJ2000/

その固い意志の表れなんだと思います、カワサキプラザ展開は

また新型ZX-25Rという小さな小さな4気筒250ccを開発したのも

重工業のオマケじゃない、こんな微細なものも造れるんだ!
という過去の「カワサキだから」からの脱却なんだと思います!
(違ってたらごめん^^;)