2025/11/07

シグナスXのブローバイガスは、回転を上げると出てこなくなるのはなぜ? 理由が分かった!

金曜は胸のカメラ、会社に置いてきたぞ^^;)

ということで帰りから


91.6kmで、週末に向け給油

17万7202km

バッテリーやセル調子良くなったシグナスX

2.89リッター
燃費リッター31.7km、冬はそんなもん!

さてブローバイガスだけど
回転上げた方がブローバイガスの出が少なくなる、という噂があります
私のバイクでも試してみましょう
坂で斜めにセンスタかけて、油面を傾ける

いま普通にブローバイガス出てますね、アイドリングで、ポッポッポッポッと

これが回転を上げるとあーら不思議、ほんとにブローバイガスが出なくなる!

なぜでしょう!?笑

普通に考えたら回転上げた方が圧縮回数も多くなって沢山吹き抜けそうだよね
色々調べたよ

そしたら分かったよ
中日本自動車短期大学校の学術論文で
nac_ronso_039-04.pdf

基本的にクランクケースの内圧は、ピストンの隙間から圧縮空気が漏れて、溜まる方向なんだけど



それと同時にピストンの上下運動で正圧と負圧を繰り返してる
だからブローバイガスも正確にはブリーザーホースから出たり入ったりを繰り返してるんだね

それがアイドリングの1000rpm程度だと、ゆっくりだから、ポッと完全に出て、スッと吸ってる、それがポッポッと出てるように感じるんだけど(グラフで圧力変化の振幅が大きい)
それが回転を上げると高速に出て吸ってを繰り返すので、ポッと外まで出てくる暇がないんだ(グラフで圧力変化の振幅が小さい)、なるほど~

で、ピストン上下の圧力変化以外に発生する、ブローバイガスの侵入による圧力は、内圧コントロールバルブを付けると、ポッと出す方だけを出し、吸う方を閉じるので、よりクランクケース内の圧力をマイナスにできるそう

だからこのグラフで右側の方が内圧バルブ付きだけど、グラフ全体が圧力小さい方(グラフ下側)へ移動してる
なるほど内圧コントロールバルブ入れるといいのかあ

そうすればクランクシャフトの根元からの

オイル漏れを防げるかもね、だってクランクケースの方が負圧になるんだから

ウイルズウィンのこのハイパーバルブが、内圧調整バルブに相当するんだけど

8年前に一度買ってたね笑
https://blueskyfuji.blogspot.com/2017/01/x-se465-320125kmfar.html

買ってたけど、最終的にやっぱり付けなかったんだ
理由はこういう複雑なバルブを付けると、もしバルブが故障して動かなくなった場合、圧力が一切抜けなくなってかえってエンジンに悪いことになるからね

まあちょっと試しに一度付けてみるといいかもな
買ったのがあまりにも昔過ぎて、家の中探したけどバルブ出てこなかった!^^;)


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