2011/07/15

日本の小さな巨人を

いま日本は物価も給料も安くなって
余り金も少なくなり
おいそれと大きな高級車は買えなくなった

でも高級品を楽しみたいという心は残っていて
ちょっと語弊あるな、最高の性能のもの、を追い求める
精神はやまない

その場合無差別級ではなくて
あるカテゴリの中、クラスの中で
最高性能を目指すという手がある
無差別級の青天井の車にはかなわないが
ある限られた世界の中ではトップを狙える

そういった文化がドイツの車にはあって
BMWのM3しかり
BENZのAMGしかり
AUDIのS4しかり
PORSCHEのGT2、GT3しかり
価格は標準ベースモデルの倍位するけど
馬力も倍位出てたりとか
価格分の価値はあり
価格分の満足感を得ることができる

メーカとしてもホットモデルがあれば
そのモデル全体の宣伝、イメージアップになるし
もしホットモデルが思うように売れなくても
ベースは標準モデルと同じなので
開発費丸損ではないというメリットがある

日本にも標準モデルをベースとしたホットモデルがあって
それはインプレッサのWRXやランサー・エボリューションだろう
共にホットモデルは人気を博して
ランエボなどはベース車のランサーは生産中止になっても
エボリューションモデルだけ生き残った

という最高性能の文化を
時代に合わせて軽自動車という小さなカテゴリの中で
目指すのもいいかもしれないね

個人的に小さなカテゴリの中で最高性能を狙ったのは

中古6.5万円で買ってきたメッキゴリラ50を
その2倍位の金をかけて88ccフルチューン・フル改造した
馬力も推定3倍位出るようになった

10年落ちのミニを新車以上の価格で買ったミニ改1300は
改造費推定150万円はくだらない
トップ・オブ・ミニだった?

新車のジムニーに最初から100万円相当のパーツ・工賃をかけ
悪路走行性能にさらに磨きをかけた

その精神を是非
AZ-1のような軽自動車スポーツを出して
価格倍位のエボリューションモデルを作ってほしい

軽自動車スポーツなら倍の価格といっても
300万円位だ
一般庶民でもちょっと無理すれば問題なく買えるレベルだ

それで格上の普通車・小型車から見ても度肝を抜くような
超一級品のエンジン、ボディ、足廻りの軽自動車なんてあったら
面白いかもしれない
乗ってて満足度も高く、走行性能も間違いなく格上を脅かすだろう

もし大して売れなくても専用車種じゃないから
メーカも大して痛くはないし
買った少数のマニアも出荷台数少ない方が満足度も高いだろう

軽自動車は庶民の足、というチープなイメージも海外にはないので
軽自動車スポーツを海外に展開するなら
純粋なプレミアム視点で見てくれるだろう
なんせこんな小さきプレミアムモデルも前向きに見てくれるから↓
悪いが走行性能はカプチーノやAZ-1の方が上だろう

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