2022/08/23

なぜ自動車部品メーカのマレリ、サンデンは衰退し、ボッシュは躍進したのか? ActiveとPassiveで考える

 火曜朝は28度!


この位なら涼しいぜ

走ってる間は27度

秋の訪れ
秋は彼岸花か
(花おやじ笑)

今日も無事到着
サイドスタンド緩みOK!

鋳鉄ローターの色OK!

マフラーバンドの緩みOK!
忙しいバイクだね^^;)

帰りはなんか蒸し暑い
気温計見たら29.8度だった

まだ残暑来るかもね^^;)

さて昨日の「受動部品と能動部品」の話に続いて
(いつもは不真面目笑)

今日は自動車部品メーカの話

なぜ(カーエアコンの)サンデンや

(ラジエターの)マレリ(旧カルソニックカンセイ)は、部品メーカとして傾いて
負債総額1兆円超のマレリが再建計画確定へ、大企業の「簡易再生」成否占う|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社 (newswitch.jp)

(自動車制御ユニットの)ボッシュは、新たに研究所を建てるほど部品メーカとして伸びたか?
その要因は?
それは・・

おそらく次のような見方をした車バイクマニアや、経済評論家や、電子回路技術者はいないと思うけど笑

すべからくボッシュはモジュールとして「能動部品(Active)」に特化している

主力製品はEngine Management System(いわゆるECU、FI、排ガス制御)

ABS自律制御、6軸姿勢制御IMU、Adaptiveクルーズコントロールなど
車バイクにおける
主役級の「Active Device」を揃えている
演劇に例えるなら
主役級の「Actor」を揃えている

それが世界の車バイクメーカ達にこぞって採用されている

に対してマレリ(旧カルソニックカンセイ)の主力製品は、前身の日本ラヂエーター宜しく「ラジエター」や「カーエアコン」が主体となる
カルソニックカンセイ 自動車部品メーカー徹底分析 | 自動車大辞典 (vehicle-dictionary.com)
それらは自動車の中枢制御とは言えず、あくまでモジュールとしては「受動部品(Passive)」となる

言い方は悪いがそれらは「脇役」で、脇役は「ライバル」が多い
日産自動車の下請けを離れ、他の自動車メーカにラジエターを展開しようにも

ライバル企業は多く

カーエアコンだとしても

トヨタ、ダイハツ、スズキ、スバルグループの車はデンソー製のカーエアコン
ホンダ車もデンソーないしケーヒン製のカーエアコン
三菱自動車は三菱重工系のカーエアコン
マツダは日本クライメイトシステムズのカーエアコン
と固まっており、入り込む余地が無い

Passive Deviceではそれを覆す程の技術革新を生むことは難しく、引っくり返すことはできないんだ


ボッシュは所有していたカーエアコン事業のゼクセル(旧ヂーゼル機器)を、ヴァレオに売却したほど、能動的な自動車制御系ビジネスに集中している


Active Deviceは、超革新的な技術を産み出す可能性を秘めている

ボッシュは自動車部品メーカながら、自社で半導体部品工場も持っている

代わりのいない、オンリーワンの技術を実現するなど
この映画の主役はこの俳優しかいない!的な対応がとれる笑

事実世界の二輪車、バイクにおけるActive Deviceは
今やボッシュの独壇場だ
ABS制御ユニット、IMU姿勢制御、アダプティブクルーズコントロール、etc.

と、受動部品と能動部品のくくりで、語れますね笑
真面目な話書いたら頭疲れた^^;)


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