2022/08/25

なぜカーボンホイールは車よりバイクへ先に普及したか?技術的な観点で紐解く

 木曜朝は21.9度!


ちょっと涼しいぞ

雨降りそうだし

走ってても22.9度だ

このまま秋か?(まだまだ笑)

ハンドルのカウルが隙間空いてきた^^;)

もう留め具が無いから、ブラブラなんです笑
13万kmシグナスX

無事着いた
ちょっとバイク置き場のスペースが変わった

明かりが無くて暗い^^;)

暗い暗い笑
ひとまずマシンは平気だ

帰りは今月の最終予測集計で遅くなった
ちょい残業

遅いのに246号が大渋滞
バイクで渋滞の先頭に行くと

やはり事故だ

消防車まで来てる
明日は我が身、気を付けねば

エンジンすごく回ってるんですけど!^^;)
最近なぜかローギヤードで、吹け切ってしまう^^;)

最近の合言葉は「無事帰るが一番」^^)
13万km、無事が続いてます


今日は引き続きカーボンホイールのお勉強

珍しくカーボンホイールは

「車」より「バイク」の方が先に普及したよね

モンキー125用もある位だし笑

車用のカーボンホイールも無いことは無いが
1g単位で軽く、より強靱に。自動車用カーボンホイールの未来とは? | 外車王SOKEN (gaisha-oh.com)

まだ数えるほどだ

一見お金持ちの車の方が

先に普及しそうなのに

いつもバイクは車の技術の20年遅れなのに笑

今回はバイクの方が

先に普及した
新型スーパーレッジェーラ V4: ドゥカティドリームを現出させたスーパーバイク | Ducati

それは

なぜでしょう!?

私はその答えに気付いた

なぜなら、モンキー125用のカーボンホイールを買った時

「カーボンホイールにタイヤウォーマーを使うな!」と書いてあったからだ笑

注意書きには「耐熱温度:100度まで」と書いてある

そうカーボン(炭素繊維、CFRP)は

耐熱性があまりよくない

まあバイクでは、ブレーキはそうそう熱くならないが

車のブレーキはそうはいかない
100度なんておそらく楽勝でいくはずだ

よって車ではカーボンホイールの普及が難しいと思われる

ちなみにカーボンは樹脂で固められているが
それは主にエポキシ樹脂なんだそうだ

あのプリント基板のガラエポ樹脂と一緒笑
基板も煙を噴くことがあるが笑、つまりそんなに耐熱温度は高くない

ここにCFRPの技術的なことが書いてあるが
一般的なCFRPで耐熱温度は100~200度
画期的な高耐熱性CFRPでやっと300度と書いてある
プロジェクトμのQ&Aでは
●市街地:50~200℃ (寒冷地を除く)
●高速道路:50~300℃
●ワインディング:50~600℃

昔友人のGTRも第三で最高速出した後、ブレーキローター真っ赤に光ってたからな^^;)

ルマンやF1のブレーキだと
https://kininarubikenews.com/archives/5877

ブレーキ温度は800度や1000度にもなるそうだ笑
しかしここで賢い方は気付いたかもしれないが

ブレーキローター自体がカーボンのブレーキあるだろう!

あれは熱大丈夫なのかよ!
ごもっともでございます笑

確かにブレーキディスク自体がカーボンならすごい熱になりそうだが

カーボンブレーキローターは厳密にはCFRP(炭素繊維)ではなくて


「CCコンポジット」という強化炭素複合材料なんだそうだ

Honda | MotoGP学科 7限目「カーボンの話」


技術的には、CCコンポジットは炭素繊維とプラスチックを高温で焼成・熱処理した複合材で、2000℃以上の高温でも大丈夫とある

C/Cコンポジット製品は、CFRPとは何が違うのでしょうか?| C/Cコンポジット|製品FAQ|カーボンを知る|東洋炭素株式会社|製品紹介サイト (toyotanso.co.jp)

なのでブレーキや、スペースシャトルの外壁に用いられたりする(大気圏突入用)

単純にカーボンでひとくくりに考えたらだめなんだね^^;)


ということでおさらいは

・車にカーボンホイールが採用しづらいのは、ブレーキ熱に弱いため

・カーボンブレーキディスクは、CFRPではなく、CCコンポジット複合材料である

これでまたうんちくおやじになったぞ笑


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