2022/06/01

なぜ車やバイクの新車は現在納期がすごくかかってるのか?その2 為替や度重なるカントリーリスク

火曜朝は17度!


雨模様でちと涼しい

今日も安全運転で着いた

そんなに降ってなかったから鋳鉄ローターも平気

マフラーバンドも平気

今日は5月締め日だったから帰りちょっと遅くなった

仕事のストレスもバイクで一掃!

そうだ気温計がグラグラだったんだ

だんだん土台が細ってきちゃって、ガムテで厚み増してたんだけど

もう3枚位ガムテ貼って

お、これでギューッとハマった
これでまだ使うよ!(もう12万km使用笑)

さて先週やっとヤマハ新型MT-07の2021年モデル乗れたけど
とにかくヤマハのタマ数が不足してる

ヤマハの新型はレンタルバイクに回ってこないもん
レンタルだけでなく、MT-07を買う人も

納期未定というか、受注を停止している模様^^;)
なぜ日本でこれだけタマ数が不足してるのか?

これは世界的にタマ数が不足すると
ヤマハは日本よりアメリカや欧州市場にマシンを優先的に持っていってると思われる

何で?
それは今為替がアメリカや欧州で売った方が高く売れるからだ!

アメリカは2021年頭に103万円で売ってたバイクが
今売れば128万円で売れる勘定だ
https://www.xe.com/ja/currencycharts/?from=USD&to=JPY&view=10Y

欧州は2020年頭に115万円で売ってたバイクが
今売れば137万円で売れる勘定
https://www.xe.com/ja/currencycharts/?from=EUR&to=JPY&view=10Y
だったらアメリカや欧州に持ってくよね笑

なので二輪車新聞の
日本国内の小型二輪(251cc以上~)の販売台数を見ると

ベスト40に、MT-07の名はありません
ミドルバイクで最も売れるMT-07が、圏外ですよ
その位日本で不足してる

2021年度の決算も出揃ったので、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの世界地域別の販売台数を見ると

前回2020年はこんな比率だったが

最新の2021年(2021年度)は、こんな比率になった
相変わらずヤマハは欧州の販売比率が高い(53%)
スズキは逆に日本の販売比率が48%笑
メーカによって比率が全然違うのが面白い笑


現在タマ数が不足してるのは

1「米国と中国の対立」(中国製品の使用禁止)

2「コロナ禍による生産国ロックダウン」

3「世界的なコンテナ不足」に続き

4「ウクライナ問題」

と立て続けにカントリーリスクがトリプルパンチ&最後にでかいのが来た


まさに「3+1ない運動」のように来た^^;)

三ない運動 - Wikipedia


ウクライナ産のワイヤーハーネスが全面的にストップ

クルマの中枢神経、ワイヤーハーネスが足りない… ウクライナ侵攻で自動車生産に新たな影(AUTOCAR JAPAN) - Yahoo!ニュース

半導体は割と汎用品で代替部品があるのだが

フルカスタムに近いワイヤーハーネスで苦境に陥ってしまった^^;)
こうなると今後はBCPを考える上で
生産の「国内回帰」というか、ものづくりの「地産地消」が進みそうだ


今後また日本人好みの250ccや400ccの4気筒が人気出るかもしれないね

日本人のために、日本で作って笑


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