2020/02/05

スクーターのコーナリング特性を、重心から推察する

火曜朝は5.4度

その位ならやっぱり一発でエンジンかかる
今年は暖冬だな 

大きなナンバープレートホルダー外したらサスがよく見えるようになった笑

今日はスクーターのコーナリング特性について笑

ヤフー検索するとそんなこと書いてる人はほとんどいないらしい

以前マニアックなブリーザーホースのこと書いたら
https://blueskyfuji.blogspot.com/2019/03/blog-post.html

今でも週間アクセスTOP10に入ってくるので笑
今日もニッチな話題狙うよ!笑

先週乗ったスズキバーグマン400のリヤサスは
https://blueskyfuji.blogspot.com/2020/02/4007.html

リンク式のものすげーのが入ってるんだけど
http://www1.suzuki.co.jp/motor/lineup/an400am0/?page=top

F1で言うプルロッド式ってやつみたいだね
このサスの衝撃吸収がすごく良かった

プルロッドサスのため、エンジンマウントは普通のスクーターと違って上になる
上で折れ曲がって、下を引っ張り、サスが動くんだね
(細かいねあんた^^;)

ただね、サスを下に持ってきたせいで

少し過剰な低重心設定になってる気がした

あまり気持ちよくコーナリングするバイクじゃなかったからね(細かいね^^;)

35年前に乗ってたトレイシー125のコーナリングはかなりクセがあって
(水冷2スト16PSのモンスター笑)

コーナリングして傾けるとなんせバイクが起き上がろうとする笑
このバイクは10インチタイヤでエンジンも低く、低重心だったゆえ

コーナリング中にギャップがあった時など、空気入ったパンチング人形のようにヒョコッ!と起き上がろうとする笑

ある意味バイクのリバースステアが強い感じでした
なぜこんなにリバースステアだったのでしょう?

私の推測では、このバイクは
フレーム構造が薄っぺらい

メットイン時代じゃなかったため、パッソルのシングルボーンフレームよろしく
中央にフレームが通り

非常にスリムにできていたため、ヒラヒラ感が強く
それが低重心ゆえ左右のピッチング特性が過敏になっていたのではないか?と
(ほんとか^^;)

実はこれがある程度バランスよくなったのは
1985年のヤマハ・ボクスンに始まるメットイン時代からかと

シグナスXもこんな大きなトランクを
ビルトインするため

フレームが大きく横を通るようになりました

大きなトランクを入れるために

フレームを横に迂回したのですが
これがたなぼたで重心が横に広がり、いい意味で左右の動きが緩やかになった

図作ってみたけど、分かりづらいな笑^^;)
シングルボーンからダブルクレードル的、ツインスパー的なフレームになって、重心が広がり、ナイーブな動きが息をひそめた

そんな気がするな笑

スクーターは過剰な低重心を除けば、ミッドシップ的な前後重量バランスの恩恵を受け
http://www.kymcojp.com/ak550.html
立ち上がりのトラクションはものすごく
(RRポルシェと同じようにリヤに荷重がかかる)

フロントは軽いのでミッドシップマシンのようなクイックステアリングマシンになるかもしれません

スクーターを乗りこなせばこのレースのように大型バイクも倒します!
https://www.youtube.com/watch?v=EFjakgypqSs


そんな低重心なスクーターを乗りこなすにはどうしたらよいでしょう?

それはですね、コーナリング中にサイドのバックステップ位置を使って、重心を横に広げながら、しっかり足で荷重をかける!笑
これでリバースステア特性、左右のピッチング特性を押さえ込みます
シグナスXならバックステップ位置があるのでそれができる

そうしたら35年前のトレイシー125にもバックステップ位置があるのな笑
ヤマハもトレイシー125の挙動を分かっていて、バックステップ足で押さえ込め!と言っていたのかもしれませんね笑

2 件のコメント:

  1. 毎日楽しく読ませていただいております。
    お忙しいところ恐縮ですが、スクーターのリアサスについてお話し伺えませんでしょうか?純正に不満を持っていますが、残念ながら抗える経験値を持ち合わせていません。
    当方シグナスX→XMAX乗りです。

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    1. いつも読んで頂きありがとうございます。
      私の知り合いもシグナスXからXMAX250に乗り換えましたね^^)。
      私もそれほどリヤサスに関する経験値は持っていませんが^^;)、一般的なスクーターはバネ下にエンジンがあるため(サスの上には重たいエンジンが無い)、あまり過剰にサスを固め過ぎずに適度にやった方が結果的に路面追従特性が良くなるんじゃないかと思います。(レース等は別ですけど笑)
      あとはサス以前に足回りの構造物を改善するとサス交換以上に効果を発揮する時がありますね。シグナスXのパフォーマンスロッド交換とか(エンジン懸架ロッド)、モンキー125のアルミスイングアーム交換とか。
      XMAXも色々なパーツが出るといいですね。

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