2023/08/22

2023年motoGPで全く勝てなくなったヤマハとホンダ。その理由は研究開発費と税額控除の事情にある?

 火曜朝は28.8度!


蒸し暑い

あ、これはもう雨降るんじゃないの^^;)

もうザーッと降った跡あるし^^;)

急に降られる前にカッパ着ちゃおう
(これが間違いだった^^;)

うわーもうすげー雲^^;)
大丈夫カッパ着てるから

何とか雲かわして雨降らずに済んでるな

ここもギリギリセーフ笑

結局雲の間抜けて一度も降らなかった
ということで

降らないと極厚カッパがすげー暑いんだよ^^;)
サウナスーツのように大汗かいて結局濡れた笑

足回りOK

マフラーちゃんと付いてる

帰りは7時でもう真っ暗

これから涼しくなるのかな

いや、もうmotoGP、ほんっと日本メーカ勝てなくなったよね^^;)
http://itatwagp.com/2023/08/20/motogp-11217/
上位はドカティ、KTM、アプリリアのオンパレード

オーストリアGP、8位に何とか元世界チャンプの
クワルタラロ選手(ヤマハ)が入って
あとヤマハとホンダは下位独占でしょう^^;)
あのマルク・マルケス選手でさえやっと12位

2023年のトータルポイントでも
11位、12位にやっとヤマハが入ってくる位

2年前まではこんなこと無かったよね
勝つのはヤマハか?ホンダか?たまにスズキか?
位だったよね

なぜヤマハとホンダは勝てなくなったんだろう?という記事はもう3回ほど書いた笑
https://blueskyfuji.blogspot.com/2023/07/motogpducati-team.html
https://blueskyfuji.blogspot.com/2023/07/ducati-racing-team.html
今日はその驚愕の4回目の記事です

大人の事情的な内容なので
純粋にレースが好きな人は読まない方がいいかも^^;)
(完全に推測と妄想になってます)

さて最近トヨタの研究開発費がすごい額だと大騒ぎだ
1.2兆円
確かに額だけ見るとすごいが
売上額と比較するとどうなんだろう?

トヨタの研究開発費と売上額の推移を比較してみた笑
ふむ、別に研究開発費だけが上がってるんじゃなくて
売上額と同じ上昇カーブだね
売上額が上がってるから、研究開発費も上がってるんだ

にしても分かったのは
研究開発費比率は決まってほぼ判を押したように
売上額の3.5%位のところを持ってくるんだね
これは何を意味してるんだろう?

研究開発費とは?を調べると
https://biz.moneyforward.com/accounting/basic/24237/

将来的な新製品や新技術を開発したときの費用、となってる
さらに読むと、気付いたのは

研究開発費の大きな点は、「税額控除」できる点
なんと法人税額の25%までを上限として控除できるそうだ
もし法人税額1千億円なら、250億円も浮く

つまり研究開発費は、非常に有効な「節税ツール」だ

で、おそらくレースマシンの開発費は「研究開発費(試験研究費)」にできた
節税ツールのための費用にできたんだ

だからよく「レースマシンはいずれ市販車の技術にむすびつく」って言ってるよね

でもぶっちゃけ
こんな一般車とかけ離れた姿のマシンが市販車の参考になるのか?と思うよね笑
つまり「市販車の技術にむすびつく」は
遊びじゃなくて市販車の研究開発費にするための詭弁だったんだ^^;)

で、その研究開発費にするための要件が2年前に改正されたんだ
R4gaiyov2.pdf (meti.go.jp)
※ちょうどヤマハとホンダがmotoGPで調子悪くなった2年前と一致するのに注目

研究開発費の業種別適用額
結構輸送用機械は使ってるよね笑

研究開発費にできるのは今まで結構ザルで何でもできたんだが
改正しておざなりの開発費じゃだめで、より先進的な研究じゃないとだめになった

そこで、未だに内燃機関で頑張ってるmotoGPは「研究開発」に相当するのか?
内燃機関などもう無くなる技術なんじゃないのか?と
研究開発費として認められなくなったんじゃないか


そうと分かれば、節税ツールとして使えないのであれば

motoGPの開発に金をかける必要はない

開発費を引き上げてしまえ

というのが、2年前からヤマハとホンダが勝てなくなった理由なんじゃないか?^^;)

で、今は国際会計基準でその事情はドカティも同じなんじゃないかと思うが
https://www.ducati.com/jp/ja/racing/motogp/home
なんでドカティは今もmotoGPの開発費をしこたまかけてるの?だけど

新しい研究開発税制では

クラウドDXやデータ・AIを活用すると
それは先進的ということで研究開発費にできるんだ

そうドカティチームは前も書いたけど
Lenovoと組んでデータ・アナリティクスをレースに取り込んでる

ホンダはmotoGPはともかく、F1は今でも金かけて出てるでしょう、という点も

ホンダはF1ではあの「Oracle」と手を組んでるんだよ
Red Bull Racing | オラクル | Oracle 日本
Oracleは世界最大のRDBMS(リレーショナルデータベースマネジメントシステム)だよ
つまりレースで先進的なデータ解析をやってる
だから研究開発費にできる

ちなみにトヨタで研究開発費を使ってどれだけ税額控除できるかというと

最新年度のトヨタの営業利益+αの経常利益を約3兆円とすると
日本の法人税率は23.2%だから
法人税額は約6960億円

そのうち研究開発費を使って25%を上限として控除できるから
控除できる最大価格は、約「1740億円」

トヨタの最新年度の研究開発費の方は1兆2417億円だから
最大その14%を控除額にできるから、約「1738億円」

さっきの「1740億円」とピタリ一致するでしょう笑
ほんっとに税額を最大控除できるピッタリの分を研究開発費として計上してるんだよ
それが毎期常に売上額の3.5%ベースになってる理由


ということで、レースは常に企業の研究開発費と税額控除の事情によって決まる

という夢のない話で終わってしまいました^^;)


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