2021/11/26

バイクの除電ナット(ワッシャ)の理屈、効果について、もっと掘り下げてみた!

 木曜朝は寒い!

おそらく気温5度位
リチウムイオンバッテリーのセル起動もギリギリだったよ!笑
(またこの季節になったか笑)

オーバーパンツ&厚手グローブの完全冬仕様になった

ついこないだまで夏で暑かったのにねえ

夏も冬も元気なシグナスX

寒いと鋳鉄ローターが黒くなる原因はいまだ分かりません笑

帰りも寒いけど
エンジンとミッションはすこぶる調子いい

172kmでガス補給

もう少しで12万kmいくぞ

自身最長不倒距離の笑、シグナスX

5.43リッター
燃費はリッター32km位
FI車は冬ガス濃くなって燃費悪くなるね

バイクが調子いいと気分もいいね
先日クラッチぐずった時は憂うつだったけど^^;)

ついに富士あざみラインも冬季閉鎖になったね

先週のCBR650R試乗が今年最後のあざみラインになったね
https://blueskyfuji.blogspot.com/2021/11/cbr650r-2021sff-bp-6.html

nekochi5さんが持ってきたKZ1000LTDは220万円で出品中!
ヤフオク! - 国内新規登録済【’80KZ1000LTD】希少純正MK.2角... (yahoo.co.jp)

さて先日Ninja H2のエアバルブに付けた

除電ナット(ワッシャ)の続き
前回も書きましたね

何でこれを付けただけで車軸がコロコロよく転がるようになるの!?ほんとに
未だに疑心暗鬼なので笑、もっと科学的に調べてみた!

電動モータの軸受において、ベアリング電食が有名なことは前回も書いた
「回転中の軸受内に電流が通過すると、スパークが生じて軌道表面が溶融し、ピッチング状の損傷が起こる」

なのでアースリングなど、帯電防止の対策品がある
「インバータ制御による軸電圧や、静電気による損傷から軸受を保護する」
やっぱり静電気でも起きるんだ

軸受放電時の熱量で潤滑を炭化させたり
回転物の衝突や接触で、回転体と筐体との間に大きな静電気を発生させることもあるそうだ

「プーリーとベルト間で発生した静電気が玉とリング間で放電し、グリースの分解により、水素発生を加速している」
え、プーリーとベルト間の静電気って

これじゃないの!?笑

確かにここの摩擦(静電気)はすごそうだ!笑

電食(ガルバニック腐食)
「各金属材料の組み合せにおいて、そこに電解質溶液(水や海水等)が介在すると、電池作用が生じ、各物質固有の電位が卑なる方が選択的に腐食される」
電食(ガルバニック腐食) | 軸受製品 | オイレス工業 (oiles.co.jp)
軸受が帯電するとやはり損傷したり負荷となるようだ

いっそのこと、通常は導電しにくいグリスを、画期的な導電性潤滑剤にして軸受の帯電を防ぐ手法もある
「ボールベアリングがコンデンサのように帯電してしまう可能性がある」なるほど

ここの研究では、ボールベアリングモーターに電圧をかけた状態で、モータがどの位空転するかを比較した興味深い実験がある
j-006-1-14.pdf (jeed.go.jp)
通常の車軸(ベアリング)の効率性にも通ずる点があるだろう

なお静電気は、摩擦による発生以外に、加圧による発生もある
圧電効果(ピエゾ効果)と言うそうだ
バイクの車軸も圧力結構かかるよね
加熱による帯電もあったり、静電気の発生は様々な事象で起こる

圧電では火を点ける位エネルギーがあったりする

そしてこちらでは模型を使って興味深い実験をしている
ハーフマウス研修その22 ~ベアリングと車軸の抵抗 前半~ | アールティ 移動型ロボットブログ (rt-net.jp)
ベアリングと磁性車軸がもたらす回転抵抗を計測している

簡易的な実験だが、ベアリングと磁性車軸の回転抵抗だけで、この模型では車重の40%もの抵抗がかかっている!

もし帯電や静電気によって軸受にスパークや電磁力が発生すると
想像以上に回転負荷となっているのかもしれない!

それを除電ワッシャでうまく放電、消磁できれば

体感できるほど変わってくるのかもしれませんね!
そう考えないと、理屈が合わない!笑

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