水曜はAI・人工知能EXPOへ
来場のご案内 | AI・人工知能EXPO【春】 (nextech-week.jp)
行ってきたよ!
日本頑張れ!
今回はこの講演を聴いた
「ソニーの想像と創造を解き放つAI」
~深層強化学習によってグランツーリスモのトップドライバーを凌駕~
ゲームのグラン・ツーリスモで
AIが作り上げた「ソフィ」が運転し
eスポーツ・GT世界チャンプの人間に勝つ!というストーリー
Gran Turismo Sophy (gran-turismo.com)これは面白かった
AIの自動運転が
1400万人のグランツーリスモ・ドライバーの頂点に、AIが勝った
それじゃ人間を超えることはできない
意外だったのは、てっきり人間の膨大な走行データを機械学習(ML)してAIが学んだのだと思ったが
(CHAT GPTの文章読解力のようにね)
目指したのは「人間以上の運転」
最初は赤ん坊のハイハイ状態でサーキットをまともに走ることはできなかったが
とにかく人間と同じように「反復走行練習」を積んだそうだ
やってることは人間と変わらないのだが(自己研鑽)
まっさらの何もない所から自己学習を始めた
車の運転は状況により何が起こるか分からず
「非線形ダイナミクス」状態
簡単に方程式化できるものじゃない
目標を与え(サーキットを最速で走る)
目標をクリアしていった時に「報酬」を与えるアルゴリズムで
人間と違うところは「機械は疲れない」
1日24時間×7日間でもぶっ通しで走れる
その上達速度が違う(演算能力と稼働時間)
開発で難しかったのはむしろ「人間くささ」
フェアにレース運びができるか?
そしてAIは「ヒューマン・エラー」が無い
「あ、いけね」という失敗がないんだ笑
確実に正確無比に最適解をなぞっていく
さらにクラウド版のプレイステーション・インフラも使用し
膨大な量を走らせた
そして2回目の人間との対戦で、見事人間に完全勝利フェアにレース運びができるか?
例えばスリップストリームされてブレーキを踏めば相手はびっくりして離れるが、それは「禁じ手」
感情がないAIはそのままだと手段を選ばず勝とうとする
人間と戦うためには「スポーツマンシップ」が大事
AIの課題はまだ「長期的戦略を組んでレース運びができない」こと
例えばレース前半はタイヤをいたわってペースを落とし後半に勝負するなど、そういう「駆け引き」ができない
(常に全力笑)
そして「街中でも車は自動運転できちゃうんじゃないかな」と思わせる説得力があった
今回ソニーは自社のゲーム機を題材にAIの研究を進め、成果を上げるに至っている
とまあ、今はまだ実車ではない、モデルベースによるデザインだが
今回のAIドキュメンタリー映像を見てると
これは近い将来「実車のレース」でもAIが勝利するようになるね
今回ソニーは自社のゲーム機を題材にAIの研究を進め、成果を上げるに至っている
プレイステーションがある意味最高の自動運転開発シミュレータとなった笑
BtoCアイテムが、BtoBツールとなったこれからちょっとソニー&ホンダ陣営は、自動運転の開発で先行するかもしれませんね笑
今回は講演内容の自分の備忘録としてブログにまとめておきました笑
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