2022/12/19

なぜブレーキはステンレスローターより鋳鉄ローターの方が効くのか? それは硬度でも摩擦係数でもなく「不働態皮膜」にある(?)

日曜は横浜銀行アイスアリーナスケート教室へ!


朝雨なのでジムニー!


スカイダック号だ!(水陸両用車)
横浜新道でいつも一緒になる笑

反町先の信号で停まってと、ん?

あの国道1号の標識
ハゲ方が

空中寺院前の

国道1号の標識と同じじゃん!笑
なんでこうなるの?

もしかして最初からこういう模様なの!?
(違うと思うよ笑)

スケートリンクの整氷車(通称:ザンボ)は
故障するとリンクも使えなくなるから大事だね
多分特殊車両で1台1千万円位するだろうし
後ろにLPガス積んでるんだよな
あれは何だ、冷やす冷媒かね
走るエンジンは確か日産のSR16エンジンとかだよ笑

今日のレッスンは後方スラロームからルッツ・ジャンプの練習とか
ルッツが一番難しくてできない^^;)

昼頃に晴れてきた
たまには車で行くのもいいやね

夕方から相模原の銀河アリーナスケートへ!
雨上がったからシグナスX!

昨日ブレーキディスクローター新調したね!
https://blueskyfuji.blogspot.com/2022/12/x134km45.html
初走行

わ、家の前から富士山が
すげー夕焼け

焼けるような富士山!

銀河アリーナ到着
ローターはね、やっぱね
鋳鉄ローターだった方が効くね

スマホで撮ると感度いいなあ
20年位前のコンデジだとここ真っ暗になるけどね

ちょうど5時40分の整氷終わる頃に到着

昼間できなかった技の影練したぜ!笑

夜はパンですよ

ヤマザキデイリーの焼きたてパン
夜でも買える

お、新作

新作が

いっぱい出てる!

全部新作買ったぜ!

ブレーキの効きは
まだ当たり出てないことを差っ引いても
特に「初期タッチ」が鋳鉄ローターの方がいいね

最初のブレーキの入りが遅い、ステンレスローターは
これがレースでコンマ1秒争う時は
鋳鉄ローターが好まれる理由だろうね

でね、では何で
「鋳鉄ローターは、ステンレスローターより効くのか?」
って理由が議論されたことないんだよ
調べても出てこない

以前鋳鉄ローターの材質(FCD600)のブリネル硬度とか
摩擦係数とか調べたけど

そんなに大きくFCD600鋳鉄とステンレスって硬度も摩擦係数も変わらないんだよ
ではなぜ?
ってのがちょっと分かった気がする

それはステンレス鋼の特徴
「不働態皮膜(酸化被膜)」にある

原点に戻って
そもそもステンレスは何で錆びないの?ってとこを調べると

ステンレスは、
鉄に10.5%以上の「クロム」や「ニッケル」を化合すると
表面に不働態皮膜が形成され、酸化腐食(錆び)から守られる
その不働態皮膜(酸化被膜)は自己修復機能があり
傷をおってもすぐに回復する

つまりステンレスは「膜」があるから
ブレーキをかけても素材表面のザラツキと接触しない
(平坦な膜と接触する)
これがステンレスローターはブレーキが甘くなる原因では
(クロム、ニッケルコーティングされてる)

初期タッチが甘いのも、膜が存分にあるからで
次第にかけてくと膜も薄くなりまあ効くようになってくと
(その後また自己回復するが)

ちなみに酸化被膜というのは
あのエンジンオイル添加剤などの滑りを良くする膜もそうだ

酸化物被膜の厚さと潤滑性は比例する

シリンダーのニッケルめっきコーティングもその一種
滑りを良くしてしまう方向に働く!

これが原因とみた笑

その代わり鋳鉄ローターは膜が無いから錆びるけどね^^;)
また鋳鉄ローターやドラムブレーキが水に濡れると途端に効かなくなるのは

やはりこのように素材の凹凸の上に水の膜ができるから効かなくなるのであろう
(ブレーキ自体のハイドロプレーニング現象)
この場合ステンレスの酸化膜付きの方が
水が素材に浸透せず、きれいに水を払拭してブレーキの効きを維持するのでは

なおまだ分からないのは
手で触ると明らかに鋳鉄ローターの方が表面ヌメっと鏡面で
ステンレスの方がスジスジになる
左が鋳鉄ローター使用後、右がステンレスローター使用後
違い分かる?

左の方がヌメっとしてるよね?笑
触感や肌触りでは鉄の方がむしろツルッとしてるのだが笑
何で鋳鉄ローターの方が使用すると鏡面になる?
ステンレスはスジスジ?
の理由はまだ分からない笑


0 件のコメント:

コメントを投稿