2022/07/25

40年前のVT250Fは、「慣らし」が重要な儀式だった?笑

 月曜朝は27.9度!


真夏にしてはまあまあ涼しい

やっと先日深く錆びた跡がほぼ消えたよ
大雨要注意!笑

走ってても28.6度だしな

暑い時はここで32度とかいく年あるもんな

ということで涼しく到着

今日は鋳鉄ローターに黒い筋入らない

排気漏れも小康状態

今日は帰り歯医者でした!
熱帯魚がきれい

帰りもさほど暑くない
セミはジージー出てきたよね

家の近くでも明るい

夕焼けだ
長く生きると夕焼けごときに感動する笑

最近モーサイで1982年当時のVT250Fの記事を出してくれたんだけど

ちなみに私当時バリバリのRZ & VT世代ですよ笑

で、当時の記事懐かしいなあと読んでたら、笑ったのが

本田技術研究所談:
「慣らしが進むほど回転の上がる不思議なエンジン」
「完全に慣らしをすると、36ps/1万2000rpmぐらいになるかもしれません」
「4時間程度の慣らし運転を終えたものでは2〜4psも出力が違ってくるそうである。」
現代の私「慣らしでそんなに変わるんかーい笑」

最近もう「慣らし」や「当たり外れ」なんて殆ど聞かなくなったでしょう笑

現代は機械精度が高くなったんだね

当時はもう40年前の話でしょう笑
おそらく40年かけて精度が上がったのは

ここのトヨタの機械加工・組付75年史にも書いてあるけど

1980年代から急速に進化、普及した「NC工作機械(数値制御)」や「CAD/CAMソフト導入」のおかげでしょう
今では単なる寸法制御だけではなくて

室温や加工熱で微妙に変位する加工寸法の誤差までを計算し、補正して

いつ何時作っても、常に均一化した高品位の加工を施すことができる
なので「この車両は当たり」「この車両は外れ」とかも無くなったんだね笑

工作工場自体も恒温化して誤差を徹底的に無くしたり
YASDAのこだわり - 安田工業株式会社
もう油くさい工場でガッチャンガッチャンやる時代じゃなくなった笑

CAD/CAM設計ソフトもね、1980年代から急速に普及したんだ
年表で見るCADの歴史 誕生から現在まで|CADの求人・派遣・転職情報ならCAD JOB
これももう定規やドラフターでせっせこ図面を描いてる時代じゃなくなった

中堅企業でも3D CADを駆使して、試作機を作る前に構造解析で解決したりして、加工部品の信頼性も高まった
研究開発 | 株式会社ソーシン│創造と進歩 (sohshin-net.co.jp)

というのがおそらく

現代の高品位マシン笑

6軸制御や、ロボット制御を使い

実に見事に精度の高いものを工作していく

個別に擦り合わせ等のリセッティングを行わなくても

ツルシの状態で最高精度

人間の手作業による「ヒューマンエラー」の排除も、品質の均一化に貢献してるかもしれない

まあ自動設計、自動生産だけになっても寂しいけどね^^;)

これから電動化の時代になったら、ますます「慣らし」という言葉は疎遠になるかもしれない
そうなると逆に

「慣らし」の時代のバイクが恋しくなるんだよなあ笑
(1979年式・初代メッキゴリラ)


電子制御なんてくそくらえの、キャブ車です笑

昔のバイクはシンプルだったなあ笑


RZ350なんて、パッソルを大きくした位の部品点数だったよ笑


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