2019/10/28

車の水中走行はこんなに危険【水中、冠水走行で車の走行を妨げる5つの要因】

先週も台風の水害が酷かったですね

毎回車が流されて、亡くなる方が後を絶ちませんが
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6340804
ごめん、あえて、はっきり言っといた方がいいと思うので、言わせてもらうと

水中走行で日頃鍛えてるジムニー乗りでさえも
そこは入っていかないだろうという所に、皆さん入っていってます

日頃接していると、何が危険で、何が平気か判断できるようになるのですが

ジムニー乗りはこの程度の水深でもこれだけ流れていれば、入りません
(単独行動の時は特にね^^;) 

水圧がすごいこと、水の中はヌルヌルでいとも簡単に滑ることを知っているのです

皆さん水に単に浸かるだけだろうと思いがちですが
水中走行となると

これだけ走行に対する大きな反作用がかかります

【水上、水中走行で車の走行を妨げる5つの要因】
①被水
水中を走ると水がエンジンルームにも思いっきりかかります
②汚泥
河川氾濫の時などは泥の中を走ってるようなものです
③水圧
プールの中を歩くとものすごい抵抗でしょう
④浮力
まず車は浮きます、当然駆動力は無くなります
⑤浸水
次に浸水すると、もうけん引できないほど車が重くなります

これだけ大きな作用が5つもかかるんです

このように車は最も水中運行に弱いもの、位に思っていた方がいいでしょう
船や潜水艦とは違うのです

私のジムニーもサスで3インチ(7.5cm)
大径タイヤで3cm位車高を上げてますが

水対策は行ってあり、デフに水が入らないようデフブリーザーホースを付けて

ボンネット内は

 吸気口にアピオのウォーターブロッカーを付けてます

エンジンルームにもものすごい水しぶきがかかって、エンジンが止まるんです
https://item.rakuten.co.jp/apio/2004_90/
特に古い軽トラやハイエースはエンジンが下に付いてるので水に弱いです

さらにエンジン下には、ワイルドグースのスプラッシュガードを張ってます
https://item.rakuten.co.jp/rv4wildgoose/jm-2057-2/

これでエンジンルームへの飛水を防いでます

ダイナモは水をかぶると死にます、ベルトも滑ります

上に付いてるECUもうかうかできません

ジムニーが川に入っていく時は、水が澄んでいる時です(川底を把握できる)

ロートランスファのブロックタイヤ四駆だから走れてますが
一般車ならこの時点で走れません 

水深30cmでも


リフトアップジムニーでも室内は水深ギリギリです

これでジムニーの限界に近いですから、普通の車ならなおさら
(注:室内浸水しながら走るジムニーのツワモノの方もいます笑)

ジムニーなら
この位の雪でも、走れても 

普通の車は

走れないんです

これだけ雪の抵抗がある所も

ジムニーなら走れても

普通の車は走れないんです

ジムニーなら砂浜に入れても

普通の車で入ったら、あっという間に身動きとれなくなると思って下さい

台風が来たら水の中の路面は

こんな状態になってると思ってください
https://youtu.be/G_crux1Mk7Y

ぬかるみ、崩落、脱輪の危険が大いに潜んでます

視覚的に分かると、恐さが分かるでしょう
一見水面は穏やかに見えますが 

中は地獄だと思ってください

冠水すればU字溝も見えずあっという間にハマってTHE ENDです
車に過信は禁物ですね・・

0 件のコメント:

コメントを投稿