2019/01/08

多気筒の250ccはなぜ登場したか

2019年通勤初日はついに

氷点下へ!(-0.1度)

かかりません、エンジンかかりませんリチウムイオンバッテリー

今日は3分待機のセル5発だったよ笑

帰り飛ばすとやっぱモンキー125より高回転が気持ちいいなあ
ドクプリ10.5gの、BEAMSセミレーシングバッフル仕様笑
(あんたいつも普通に乗れないの^^;)

ヤングマシンWebにVT250Fの歴史が載ってた!
https://young-machine.com/2019/01/07/22321/

ほら、先日私も描いたVT250Fの生い立ち、だいたいあらすじ合ってるでしょう
https://blueskyfuji.blogspot.com/2018/12/vtr250v.html
よかった合ってて
たまにでたらめ書いてるからな私^^;)

味をしめて
「4気筒250ccの誕生と栄枯盛衰」書いてみるよ笑

普通250ccは単気筒や2気筒で十分なのに

なぜ小排気量の多気筒車が生まれたのでしょう?

その第一世代はここだと思う

ホンダRC166(レーサー)
1966年、私が生まれた年だ

なんと究極の250ccで6気筒!です

多気筒化したのはそう、レースで世界に勝つためです!

そのエキゾーストノートは陶酔の一言・・
https://youtu.be/2KRBbdyWOJM

当時まだMVアグスタ等世界の名立たるマシンがレースを席巻していた時代
それらに後発のジャパニーズ・ホンダが勝つために 

出した答えが「究極の多気筒化」です

ピストンの慣性モーメントを極力小さくして超高回転型に
DOHCバルブで武装 

超小型6連装キャブ

この精密機械でホンダはレースをものにしました
(今はレギュレーションで多気筒化は制限されてます)

なので最初に多気筒化に積極的だったのはホンダで

CBX1000もド迫力の並列6気筒だったし

小排気量車ではCB400Four、CB350Fourなどが4気筒車でした
250ccの市販車はまださすがに4気筒は無かった

第二世代の多気筒車で、ついに250ccの4気筒車が出ます

ヤマハFZ250フェザー
1985年、私が19歳の時だ笑

結構センセーショナルだった
なんせ16,000rpmからレッドという超高回転型エンジンは
当時としては異例だった 

FZ250が出たのも結局は当時一世を風靡した
VT250F(V型2気筒)に一矢報いるためだったと思います
ヤマハの4スト対抗機

FZ250のトルクは細かったけど
ハイトーンソプラノのようなエキゾーストノートは格別だった
FZ250の登場はバイク業界に衝撃を与えます

後を追うようにホンダも250cc・4気筒車を出しました
ホンダCBR250Four(1986年) 

おいおい小排気量の多気筒車は
ホンダの十八番だろうと言いたげな登場だったかも
VT250Fも残したままインライン4エンジンも出しました 

ただマネして4気筒化しただけでは芸がなく
ホンダはカムギヤトレーンというカムチェーンを廃した画期的なエンジンを持ってきました!

当時は「同じエンジンでなんか出せるか!」みたいな気概が各社ありましたね

2ストの世界では、ヤマハが並列2気筒で出したのなら

ホンダはV型3気筒!
(ホンダは2ストでもV型にこだわりました笑)

カワサキは

タンデムツイン・エンジンのKR250!(だったよね確か笑)

ホンダ(NS400R)やヤマハ(RZV500)がV型なら
スズキRG400Γはスクエア4エンジン!(だったよね笑)

ヤマハは後方排気なんて出しちゃうぞ~(TZR250)
と別構造のエンジンで対抗しました

ホンダは最初から最後まで(NS250R)

2ストでもV型を貫きましたね

まあ結局最後は

どのメーカの2ストもV型に落ち着くのですが笑

ちょっと4スト多気筒車から話がそれました^^;)

4スト250ccは当時4気筒戦国時代に入りましたが
程なくしてバブル崩壊~日本の高度経済成長期が終わった後は

250ccはビッグスクーター時代の到来

速さを求めるのでなく、時代に合わせた単気筒車が流行った

ミッション車もFTR250やTW200等の単気筒が主流に
いつしかバブリーな250ccの4気筒車は絶滅していきました

さて今後その4気筒250ccの第三世代は

来るのでしょうかね?笑(Ninja ZX-25Rの仮想図)
個人的には少し人手不足になる位日本の経済が回復した今
損得勘定抜きで4気筒車を出してくれると大変面白いですね^^) 

なんせ4気筒車はやはり格が違う

30年前のZXR400のパワーが、現代のNinja400に比べてこうですからね
いまだに色褪せてはいません

最初は採算度外視で出したNinja H2のように
究極のクォリティのプロダクトを出してほしいですね^^)

いまZXR250Rのような4気筒バイクを出したら
CB400SFのように100万円になるかもしれません
https://www.honda.co.jp/CB400SF/type/

でも高くないって
私のモンキー125+武川スーパーヘッドフルキットでも100万円だし笑

車のGTRの世界は
第一世代(KPGC10ハコ、ケンメリ)

第二世代(R32、R33、R34)

第三世代(R35)と出ました

バイクの4気筒250ccも、第三世代が出ますかね?^^)

0 件のコメント:

コメントを投稿