2024/04/22

日本の「レーサー・レプリカ・ブーム」の定義と、生い立ち、時代背景(1980~1988年)

月曜もヒザ骨折のため自宅リモートワーク!

(ちゃんと働いてるよ笑)


今日は一回だけ外に出た(夕飯の時)

家の前の押しボタン式横断歩道がありがたい

これがないとひかれちゃうよ^^;)


え、ヤマハ、ダークサイドオブジャパンナイトミーティングなんてやるの!?

The Dark side of Japan Night Meeting 2024 - バイク・スクーター | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.co.jp)


Dark Side of Japanの世界観好きなんだ

行きたい

MT-25持ってないじゃん^^;)
持ってないが

これじゃだめ?
だめ!改造車だから!^^;)

さてヤマハから新型XSR900GP出て、俄然レーサーレプリカ人気再燃してるけど

そもそも「レーサーレプリカ」とは何だったのか?
再考してみるよ

えー自身レーサーレプリカ世代ど真ん中だった私から笑
(1966年生まれは16歳で1982年~。ど真ん中)

まず「レーサーレプリカ」の定義をはっきりしよう

今まで唱えた人があまりいなくて、ボヤッとしてたでしょう笑


これを厳格に特許法ふうに言うと

(個人特許取得したことがあります笑)

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【レーサーレプリカ】の定義

「競技車両と同等の最高出力を保持する内燃機関を搭載した公道走行車両、

もしくは競技車両と同等の風防で架装した公道走行車両、

もしくはその両方を兼ね備えた公道走行車両。

その容姿は、競技車両に近ければ近いほど良い。」

================

となるんじゃないか?笑


では何でレーサーレプリカ人気は生まれたのか?(時代背景)


40年前当時の娯楽背景をすごーく大ざっぱに書くと笑、こうだ!

1980年当時は、ネットもスマホもSNSも無かったから、みんな車バイクかテレビで過ごしたんだよ笑

例えば昔はほんとテレビは地上波7chを見るしか無かった

今は変なYouTubeチャンネル含めたら何千何万とチャンネル数あるでしょう笑

変なYoutubeチャンネル笑↓

https://www.youtube.com/@blueskyfuji4525


あのちゃんじゃないけど、多様性が備わって無かった時代なんだ
ano「ちゅ、多様性。」Music Video (youtube.com)

だから若者の4割位みな車バイク趣味だったと思っていい(ほんとか^^;)
(画像は鈴鹿8耐の駐車場)
今は多様性に押されて5%位でしょう^^;)

と、対象人口(市場)が大きかったんだけど

これが二輪の新車販売台数、当時からの推移だよ(全軽自協)

レーサーレプリカのブームとしての始まりは
●1980年に登場したヤマハRZ250/350

これはもうレーサーのTZ350の

水冷エンジンを

ほぼそのまま

積んだと思っていい
レーサーレプリカの定義に当てはまっている

そしてレーサーレプリカのブームとしての終わり(頂点)は
1988年式のホンダNSR250Rと言ってもいい
とにかく伝説に残る超高出力だった(その後時代は自主規制に入る)
二輪車の販売台数的にも1988年がピークだった

なんで小さな250cc~400ccクラスが異常に流行ったかというと
これはもう二輪免許制度の抑制によるものだ

下のグラフは軽二輪(126~250cc)と、小型二輪(251cc以上)の販売比率だけど

1975年に中型限定免許制度が施行されてから、軽二輪の比率はグングン伸びる
これもNSR250R '88の1988年が65%とピークになる

なんでそんなにレーサーレプリカに固執したのか?

これも抑制によるもので

今でこそヤマハ自身からも社外マフラーなんてのが出てるが

当時はバイクのカスタムなんてのは一っっっっ切不可だったの笑
完全ノーマルで乗ること
付けていいのは冬のハンドルカバーだけ笑

フルカウルも禁止だったし

RZにセパハン付けただけでピピーッてすぐ御用だよ(整備不良2点^^;)
これはいじり過ぎでしょう^^;)

カタナなんて、オリジナルの輸出用セパハンは不可で

こんなハンドルで出たし笑
https://www.webike.net/bike/655/service/g3113/
歴史に残る「耕うん機ハンドル事件」です

とにかく抑制がひどくて、みんなモンモンとしてたの笑

そこにスズキがどう運輸省を抱き込んだか知らないけど笑、突然フルカウル、セパハンばりばりのレーサーレプリカ、RG250Γを出したの笑
そりゃもうみんな鼻血ブーだよね笑

抑制が一気に解き放たれて(楽園笑)、みんながみんなレーサーレプリカに走るのは想像に難くない
もう自然の摂理だ笑

中型免許の抑制は続いていたので
「ナナハン・キラー」だ!と下剋上的に燃えていた笑
それが「ザ・レーサーレプリカブーム」です笑

そもそも何でそんなに「見た目」と「パワー」にこだわっていたかというと

その数年前に、我々の世代は「スーパーカーブーム」ってのがあったの

これも1966年生まれは、小学校高学年の時にこれが来たから、スーパーカー世代ど真ん中なんだけど笑

その頃日本の車や、うちの親父の車は

走るのもやっとなコロナ1500デラックスだったの笑
これで子供の頃よくドライブ連れてってくれたけど
(北海道に住んでたので車必須)

もう80km/h以上出すとフラフラしてエンジンは壊れそうだし笑

然別湖の山道登ったらオーバーヒートして走れなくなるような笑
そんな毎日だったのに

いきなりこれ見てみ笑

そりゃもう子供の目にはここでも鼻血ブーだよ笑
金髪の裸見る位衝撃的だった笑

スーパーカーカードには「最高速300km/h」とか「302km/h」って文字が踊ってるし
親父の車とは差があり過ぎた!(親父ごめん^^;)

その衝撃を一生消えないほど摺り込まれたので
(幼児体験だったんだ笑)

とにかく高性能な車バイクを求めるようになった
そんなとこかな、レーサーレプリカに対する欲求は

レーサーレプリカブームに並行して世の中はバブル景気となっていくのですが
(これも1966年生まれはど真ん中世代。ちょうど社会人になる頃ピークを迎えた)

軽自動車に乗ってもこれですね笑
最も日本のモータリゼーションに翻弄された世代、1966年生まれ笑

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