2020/10/07

ドカティ・ムルティストラーダV4登場と、ドカティの先進的技術が先行した理由

 水曜朝は18.7度


まだ真夏と同じ格好して乗ってます笑
寒い^^;)

帰りは雨
雨の日乗ったぞ

これで翌朝鋳鉄ブレーキローターと樹脂パッドが張り付くか!?
(メタルパッドだと完全固着笑)

明朝分かります!笑

ドカティがついにムルティストラーダV4を発表したね
https://young-machine.com/2020/10/07/134747/

ドカティV4の特長はね
(この写真は関係ありません^^;)

普通V型の4気筒って重たくなるんだけど
シリンダーとかカムとか別々に持って、別々に動かさないとだめだからね

ドカティのV4は極限の軽さにある
ドカティはもともと重くなるのが嫌でV型2気筒で頑張ってたんだけど

V4でも軽量化を確立したね

これは2018年3月の東京モーターサイクルショーの写真だけど
私もパニガーレV4に

またがってみたりなんかして
この時はよもや2年後に自分もV4買うとは思ってなかった笑

軽量化の秘密はこの
ピボットレススイングアームはもちろんのこと

極限まで短いメインフレーム
これでV4ながら軽量化を実現したものと思われる

V4の立体的なエンジンを構造物としてフレームに流用し

それでいて完璧なハンドリング特性に仕上げた

実際試乗してみてもネガな部分は一切無いし
動きはとても軽い

普通1000ccのV型4気筒というと

往年の名車・VF1000Rの車重が
乾燥重量249kg、装備重量270kg

それに対してドカティストリートファイターV4Sは(1100cc)

乾燥重量178kg、装備重量199kg
実に70kg位軽い

現代の触媒やらABSやら電装品やら多数付けないとならない中でこの重量は驚異的だ
「フットワークの軽さ」が分かる

V型2気筒のVTR1000Fでさえ、装備重量215kgだからね

今回のムルティストラーダはどちらかというとV4エンジンがメインじゃなく、レーダーシステムによる高度なアシスタントシステムが目玉のようだ

これは以前からドカティはボッシュと共同で研究してたね
https://response.jp/article/2019/11/07/328482.html

なんかこういう先進的な電子制御システムを、日本車は先越されてしまったね^^;)
なぜ日本車は先越されてしまったのだろう?

そもそも二輪や四輪車の設計の特徴として
制御モジュールが各所に点在するため

他の電子機器に比べて
各システムをつなぐ

「ワイヤーハーネス」の設計に相当数の工数を取られます
二輪四輪メーカは電子回路そのものの設計よりハーネスの設計に時間を取られてる位です

じゃ、高度なABS制御システムやセンサー制御システム自体の開発はどうするのか?

その時日本の二輪四輪メーカは超大企業のため
プライドや立場が邪魔をして

おいそれと簡単に「作って~」と他社に頼みにくい

よしんば自社開発したとしても、使うのは自分の企業グループのみなので、効率が悪い

それが独立資本の部品メーカだと制御モジュールを開発すればどの二輪四輪メーカにも売れる
コストや量産、研究開発にかけられる投資額も有利で、いいものを作れる

その時ドカティはホンダ等に比べると企業規模は小さく
小さな企業で自社開発しても成果物は目に見えてるので

なにも躊躇することなく、部品メーカのボッシュとパートナーを組む
企業規模の小ささが幸いして

開発においてもドカティの「フットワークの軽さ」が出た格好だ

これは2019年11月の東京モーターショーの写真だけど
(あんたよく写真持ってるね笑)

そんなこんなの理由で、高度な電子制御システムをドカティが先行したかと
思う今日この頃(ほんとか^^;)


0 件のコメント:

コメントを投稿