土曜は大雨で昼寝、仕事で疲れてます^^;)
ヤングマシンの7月号に
カワサキ750ターボの記事が載ってたね
すごく克明に書いてあった
ここにも書いてありましたが
なぜターボバイクはその後定着しなかったか?
四輪は定着したのにね
その理由がいくつか書いてあって共感しました
確かにV-MAXの影響が大きかったね
https://young-machine.com/2019/12/09/51490/
自然吸気の疑似過給で145PS
これを当時のターボバイクじゃ超えられなかった
750ターボの馬力は112PS
当時は差し障りの無い
ツアラーバイクからはじまったターボバイク
補器類が多いゆえ価格だけは高価だった
それでV-MAXを超えられないとあっては、セールス的には厳しいだろう
まあターボバイクを擁護すると
過給をかければ高出力化できて、スポーツバイクも実現できたが
https://young-machine.com/2018/08/17/11735/
(ホンダVT250Fターボ)
日本の運輸省が認可しなかった
「ターボスポーツバイクは認可が通らない」
それも途絶えた理由だろう
この完成度はまさに量産品のそれだ!
まあ日本のメーカが実現しなくとも
ドイツのBMWあたりがターボバイク作ってもよさそうだったが笑
四輪のマルニターボも作ったしね
いかんせん二輪は四輪に比べ生産台数が少ない
例えば日本の保有台数は四輪の約7000万台に比べ、自動二輪は約350万台と、四輪の5%でしかない
そんな小さな市場に新たな二輪用のタービンを用意しても元が取れないと判断されたんじゃないかな
ではなぜNinja H2は
そうした壁を乗り越えて
人気を博し
販売できたの?
これは自身の経験で言うとね
2015年に電子制御スロットルが登場したから、Ninja H2も登場できたのかもしれない(は?)
私のNinja H2って2015年の黎明期にECU書き換えたんだけど
2速ではアクセル全開にできないんですよ笑
それは5000rpmからこの世のものとは思えないパワーが出るから、死にそうになるんです^^;)
グラフじゃ分かりませんが、ECU施工したお店が「街中はレインモードじゃないと乗れない・・」と言った位ですから^^;)
つまるところノーマルのNinja H2のECUって、ライダーがアクセル全開にしてるつもりでも、電子制御スロットルがうまく調整してるんですよ笑
https://blueskyfuji.blogspot.com/2016/02/ninja-h2recu.html
1万回転以上はアクセル全開でも電子制御スロットルの開度が半分以下になる(リミッター笑)
実はノーマルECUは6,000rpm以下もかなり電制スロットルで開度を抑えてるんですね
たぶんブーストかかると5,000~6,000rpmでもとち狂ったトルクが出るんじゃないかと、バイクでそれが出るとひっくり返るか滑って転ぶかどっか激突する^^;)
あの300PSフルパワーのH2Rでさえ
ECUマップを見ると、トップエンドはスロットル開度ずっと100%になってるが笑
6,000rpm以下のスロットル開度はNinja H2より抑えてる位だ(アクセル全開でも30%位しか開いてない笑)
その位5,000~6,000rpmのフルブーストって危ないんだよきっと
私のは多分2速5,000~6,000rpmのスロットルマップが開いちゃってるんじゃないかと笑
初期の試行錯誤時のマップだから仕方ないか^^;)
ということで過去のターボバイクも、ブーストをかけて馬力を上げることはできたが
それをやるととてもじゃないが馬力制御コントロールできない
当時は電子制御スロットルなんて無かったからね
やっとインジェクションが出た位の時代だ(主流はキャブ車笑)
プロが乗るマシンならまだしも、不特定多数の一般人が乗るバイクじゃそれは許されない
「危険」なバイクのまま売ることはできなかった
しかしNinja H2は電子制御スロットルという相棒を得て、「安全」に過給バイクを乗ることができた
だから「電子制御スロットルの登場無くして、Ninja H2の登場はあり得なかった」と思いますよ
ミクニが実現した
電子制御ステッピングモーターの
高精度なスロットル
アクセルワイヤーでつながらず、ECUがスロットル開度を全て調整する
これが過給バイクで必要だったんです
自然吸気のYZF-R1用に比べて口径がバカでかいH2Rの電子制御スロットル
実際電子制御スロットルの動きを目の当たりにすると、感動します笑
つながってないのに動く、Mr.マリックか!笑
というのが、当時のターボバイクが継続できなかった理由
そしてNinja H2がスーパーチャージャーで登場できた理由かと!
(このブログはフィクションです笑)
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