2020/04/01

おじさん達の言う、バイクの「逆輸入車」ってなあに?

水曜朝は9.7度
暖かいけど 

雨だね

帰りも雨
雨の日も慣れてます、シグナスX通勤8年目

ヤマハの公式Webで、YZF-R1のティザーページ出たね
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/yzf-r1/
ついにYZF-R1も逆輸入車じゃなくなる時が来たね

「逆輸入車」とは?
解説しよう!(ヤッターマン風に) 

逆輸入車とは、日本で750ccまでしか売っちゃいけない時代に
(主に1980~2000年頃) 

ど~しても1100ccとか輸出用の日本製バイクに乗りたい方向けに
わざわざまたそれを日本に輸入して持ってきたバイクのことを

「逆輸入車」と言うんです!
私らの年代はみんな知ってるけど 

最近の人は知らないかもしれない笑
逆輸入の場合、あくまでそれは「外車」扱いになるので 

750ccを超えてても、日本で乗れたんですね
但しそれは国内二輪メーカが正規に国内販売したバイクでないので 

メーカ保証は無い、リコールも効かないというデメリットもあった
輸出、輸入を行うので割高でもあった 

それでも希少な逆輸入車に乗りたいという、マニア向けのバイクだったんですね

その後さすがに売りっぱはメーカとしてもよくないということで
逆輸入車なんだけど、メーカが陰で支えてサポートしたのが 

いわゆるプレスト物とか、ブライト物、モトマップ物と言われる、半正規車です
メーカに代わって、メーカ系輸入業者のプレスト、ブライト、モトマップが保証やリコール対応を引き受けました 

それが2000~2020年頃
但し昨今は 

750ccまでしか売らないという国内メーカの自主規制もとうに終わり
またリッターバイクも無理に馬力規制をかけずに国内メーカが正規に売るようになった 

背景には二輪メーカ同士が結託して一律の自主規制とか行うとそれは
ドッキン法で言う談合とか不正競争にも当たる恐れがあるので

各メーカの自主判断に任せる動きになってきたんですね(たぶん^^;)
こんなことはもちろん公言しませんが笑 

ホンダはもともと後ろめたいメーカ直系輸入業者という手は使いませんでしたが
新型CBR1000RR-Rをなんと218PSという最高出力で正規販売を始めた 

もはやスーパーバイクを、名を変えた輸入業者に任せる必要もなくなった
そんな時代背景でしょうか 

そもそも自主規制廃止は、成長目まぐるしい世界の二輪メーカに差をつけられないための防衛策でしょう
日本の産業の廃退につながってしまう 

もはや家電や電子機器、半導体が、日本製が一番の時代は終わって
残る砦は日本の自動車、二輪産業です 

あれ?ヤッターマンの解説で始まったのに、真面目な話になったね^^;)

マニアックな逆輸入車が大好きだった私
YAMAHA V-MAX V-Boost 140PS Full Power !(1997年カナダ仕様)

Kawasaki ZX-12R 184PS Full Power !(2000年マレーシア仕様)

台湾山葉 GTR125 Full Power !(これもかい笑)2005年
これは厳密には台湾山葉生産の輸入車かな!(逆じゃない笑)

台湾山葉Cygnus X Full Power !(ほんとあんた好きだね^^;)2012年

そしてブライト物の初代Ninja H2(2015年)
逆輸入車というアウトサイダーな時代に関わった私でした!

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