柔道の足取りという技が禁止になるそうだ
実はスポーツに規則変更はつきもの
その他いくつかの規則変更を挙げよう
・レーザー・レーサー(水着)
2008年頃、革新的な水着で世界新を連発し
世間をにぎわせた
しかしあまりにも速いこと、浮力が付くことなどを理由に
後年に使用は禁止された
・中長尺パターの身体固定禁止(ゴルフ)
アマチュアゴルファーではほとんど使ってる人はいないけど
プロの世界ではよく見る様々なパター
これもあまりにも入りやすいと、規制が入ることに
・スラップスケートの認可(スピードスケート)
1998年頃、これは逆に認められた例
事実上この靴を履かないと勝つことはできなくなった
認可されるかされないかで、オリンピックの結果や
人の人生も変わっただろう
堀井学選手は涙を飲んだ方である
・グランド・エフェクト・カー(F1)
これは1970年代の古い話で全然知らなかったんだけど
F1おたくの友人がいろいろ教えてくれた笑
車体の底面を真空構造にすることによって
ダウンフォースを数百kg!も稼ぐもの
路面に吸い付くような超絶コーナリングができるようになったが
人間(ドライバー)が生理的に耐えることができず
危険な状態となった
事故も多発し使用は禁止された
最近の若い人はもう日本のホンダがF1で強かったなんて
知らないかもしれないけど
1980年代には16戦中15勝をあげるなど
破竹の勢いだったことがある
その原動力はターボ
1500ccで1500馬力とも言われたその過給エンジンは
やはり強過ぎて後年ターボ車は禁止された
規制は時に市場の構造までも大きく変えます
私が若い頃の400ccバイク全盛時代もそうだ
これはバイクの中型免許で乗れるのが400ccまでで、
それ以上の限定解除免許は事実上取得できないような
厳しい免許制度のあおりを受けて
400ccバイクは黄金時代を築いていたが
1997年頃、アメリカ(ハーレー)の貿易摩擦を受けて
バイクの大型免許は教習所で誰でも取得できるようになり
つっかえていたものが一気に崩壊した
世の中は大型バイク時代の到来となる
こうなると400ccバイクは
250ccバイクのように車検を回避できる訳でもないし
車検があってもバイクの中の最小排気量クラスという
非常に中途半端なバイクと化してしまった
市場は一気に冷え切った
市場は一気に冷え切った
というわけで
今後規制の使い方次第で
市場を盛り上げることができるか
はたまた市場を死滅させるか
そんなことにも使えるのかもしれません
市場を作り上げるのはなにも
技術革新や価格操作だけではない、てとこかな
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