自身30年振りに組んだエンジン
令和元年に組んだモンキー125改181ccと
平成元年に組んだゴリラ50改88cc
30年の歴史の中で、何が変わったでしょう?
振り返ると30年前にもう
かなり追い込んだピストンとかヘッドが存在したんですね
車の世界も技術的にはもう
メカチューンのかなり追い込んだのとか
キャブセットですごい馬力を出すのが
存在したんですね
基本的なメカチューンは当時で既に確立してたのかもしれない
では何が30年前と変わったかというと
やはりECU、インジェクションチューンでしょうね
メカは同じでも
ノーマルでECUが付いて
間にサブコンをかますタイプですが
武川のFI-CON TYPE-X
一度サブコンを付けると
ECUマップは360円だ笑、安いな~
Ninja H2のECUマップだと高いよ笑
これでスマホから
サブコンのフラッシュメモリにマップを書き込み
こうやってセッティングするんですから
これがゴリラの時代と変わったね
実は車の世界は30年前にもうECUチューンが存在しました
この1989年頃のR32型が友人がよくECUチューンしてました笑
もとい、まだ書き換えできるフラッシュメモリなど存在しなかったので
ROMのチップを差し替える「ROMチューン」と呼ばれてましたね
この時既に車はインジェクションで、燃調などは電子制御されてました
当時車のチューンはROMチューンが当たり前でしたが
その頃バイクは何をやってたかというと
まだキャブだったんですね笑
(1993年式CRM250R)
てか、まだ2ストだったりした笑
白煙モクモク
かろうじてバイクで電子制御と言えば
ヤマハのYPVSとか、ホンダのRCバルブが
回転数を検知して動作する電子制御だったかな?
(排気デバイス)
バイクでインジェクションが出回ったのは
2000年のZX-12Rになってからのことだからね
車に比べたらだいぶ遅い
車はジャパンの時代からインジェクションがあったからね笑
(親しい友人がジャパンのインジェクションに乗ってた笑)
それこそバイクの20年前位からあった
バイクのECUチューンが出回り始めたのは
2015年のNinja H2の頃からかな
車に比べたら20年位遅れた
でもスマホで書き換えられるようになったのは
車よりバイクの方が早いかもね笑
あと30年前と変わったのは
加工する工作機械だと思うんだ
昔ゴリラの時代も
ポート加工やポート研磨があったけど
職人さんが手作業で仕上げてたと思うんだ
それが今5軸マシニングセンタによる自動なんだ
http://www.takegawa.co.jp/products/detail.php?product_id=3994&category_id=2046
インテークポートも、マニホールドも
それが今全部自動で、寸分の狂いなく削っちゃうんだ
https://youtu.be/uKwYs1LxMTo?t=124
もうロボコップも真っ青の装備でしょ笑
https://youtu.be/gsO3CkgO4S4
これが4バルブインテークポートの5軸加工だね
https://youtu.be/TCzG5tyK1f4?t=447
まあ30年前は満足な3D CADデータも無かっただろうから
高度な機械制御もできなかったけど
今はソフトもハードも進化してますからね
今やNinja H2のスーパーチャージャーのインペラーも
マシニングで削り出す時代です笑
そういう高精度、公差の世界が、30年前より進化してるかもしれませんね^^)
私のエンジン組む技術は退化しました笑
もう手は震えるわ、ピストンクリップは見えないわ^^;)
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