2019/06/25

モンキー125 武川エンジンキット4種(125cc、143cc、181cc、4Vスーパーヘッド)の比較

モンキー125のボアアップキットについて

グロム125の時はキタコ、エンデュランス製とかもあったけど
http://www.takegawa.co.jp/
モンキー125で正式にボアアップキットを出してるのは

今や武川だけかな
https://young-machine.com/2018/05/03/9647/

武川のデモ車と同じエンジンになりました笑

その武川の中でもエンジン仕様がけっこうあるんですね
きっちり同じグラフ高さ、グラフ幅に揃えて比較したのがこれ
けっこうお手頃価格で良さそうなのもありますね

それぞれのメリット、デメリットを推察してみた

その1)125ccハイコンプピストンキット
http://www.takegawa.co.jp/products/detail.php?product_id=3906&category_id=2046

メリット)これは軽量ピストンがよく回る(赤グラフ、11,000rpm)
クワーンと気持ちよく回して楽しみたい人はこれ
また法的に125ccで楽しみたい人はこれ

デメリット)低速パワーがノーマルより落ちる
それでも何のそのという方はこれ笑

モンキー125は割とクラッチがノーマルでもしっかりしてるので
(クラッチディスク5枚)
125ccチューンならクラッチもそのままでいけそう

ミッションもノーマルの4速でいくなら
クランクケース割ってミッション出す必要ないので笑

たぶんエンジン積んだままヘッドとシリンダーだけ外して
ピストン交換できるでしょう(たぶんね^^;)
難易度がぐっと下がる


その2)143ccボアアップキット
http://www.takegawa.co.jp/products/detail.php?product_id=3912&category_id=2046

メリット)これも181ccに比べたら軽量ピストンでよく回る
(11,000rpm)
適度なボアアップでエンジンをいたわりながら
よく回るのを楽しみたい方はこれ笑

デメリット)最高出力が125ccハイコンプとあまり変わらない笑
まあ低速もパワーが付くので125ccハイコンプより乗りやすそう

シリンダーは拡張性が無くオイルクーラーは付けられないが
最小限のボアアップコストで楽しみたい方はこれ


その3)181ccボアアップキット(ノーマルヘッド)
http://www.takegawa.co.jp/products/detail.php?product_id=3926&category_id=2046

メリット)中低速のトルク、パワーが格段に太くなる
常用域の6千rpmで12PSと十分なパワーが出る
高速道路の100K巡航で十分な方はこれ
デメリット)ノーマルヘッドがもういっぱいっぱいらしく
高回転が回らない
最高回転はノーマルと同じ8,500rpm程度

そんなに回さずエンジンを大事にして
一般道や高速をトルクでグイグイ走りたい方はこれ

181ccノーマルヘッドでノーマル4速ミッションの場合は
フロントスプロケットを16Tにするだけでたぶん1~4速が
最高のセッティングになると思う(下のグラフの中段のギヤ比)


その4)181ccスーパーヘッド4V+R(5軸ポート加工)
http://www.takegawa.co.jp/products/detail.php?product_id=3994&category_id=2046
これはもうとにかく最高の出力を目指す人はこれ笑

メリット)回転はスーパーヘッドでよく回り(12,000rpm)
中低速トルクも両立できているエンジン 
デメリット)高い笑(238,000円)
ちなみに5軸ポート加工無しバージョンは4万円安で買えます
最高出力地点以外は大して変わらないので5軸無しも狙い目

とまあ買おうとしてる方はどのキットがいいが結構悩むと思いますが笑
それぞれいい点あるので色々楽しんでくださいな^^)

2 件のコメント:

  1. 車重100KGで24馬力だと、どのくらいのイメージでしょうか?
    なんとなくスポーツタイプの250CCより早い?のかなって思っているんですが・・
    実際のところ、いかがでしょう?

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    1. そうですね、多分狭い峠を本気で走らすと、その通り車重100kgで下からトルクがあるので、250ccのスポーツバイクより速いんじゃないかと思います。100km/h以上の高速の伸びになるとさすがにそこはあくまで24PSなので、2気筒で40PS前後ある250ccバイクにはかなわないと思います。

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