2022/09/29

二輪車のキャスター角&トレール長セッティングは、割とシビア(Ninja 1000 SX)

 水曜朝は19.9度!

ギリギリ20度切った

もうそろそろ真夏のメッシュジャケットから衣替えかな?

どうだ鋳鉄ローターの台風錆び

走ってだいぶ落ちたね
もうちょいだ

通勤先着いた
サイドスタンドの根元は緩んでない

ライトは切れずに点いてる

鋳鉄ローターはまだ少し錆び残ってる

マフラーは折れずに付いてる笑

帰りは普通の時間に帰る

今日も無事帰ってきました

夜は動画作ってたよ笑(出たユーチューバー^^;)
https://youtu.be/Li8LZW2nR0o

いやこのバイクね(Ninja1000SX)、下りのタイトコーナーで顕著なクセが出たから笑
最後にもう一度まとめると

バイクのキャスター角とトレール長は、ハンドリング特性の重要な要素となるが

ネイキッドのZ1000をベースとしたNinja1000SXの車体は
ツアラーサスによってケツが上がり、キャスター角が0.5度きつくなった

Ninja1000SXのキャスター角とトレール長は、カワサキの大型バイクの中で一番攻めている
結構綱渡りなセッティング笑

それで下りのタイトターンに突っ込むと
ブレーキングで更にフロントは下がり、リヤが上がって、キャスター角は更にきつくなる

仮にフロントが1cm沈み、リヤが1cm上がると、キャスター角はさらに0.5度きつくなる

さらにタイトターンでバイクを寝かし、ステアリングを内側に切ると
作用点(接地点)が更に前方へ行くの分かるかな笑
(誰これ^^;)

するとトレール長はほとんど無くなるだろう

そうすると前輪の直進性が失われ、バイクを寝かした方向に更に切れ込む
(10円玉を転がした時に、曲がった方向にどんどん切れ込んでいくのと一緒)

下りタイトターンの突っ込みで、いわゆる「オーバーステア」状態となる
内側への切れ込みを抑えるために、手でハンドルをかなり支えなければならない

その後タイトターンの立ち上がりでアクセルを開けると
今度はフロントが上がり、リヤが下がって、キャスター角が復活する
すると切れ込んでいた前輪は急にアウト側へ戻る

そしてバイクが起き上がっていくと、タイヤ側面の前方に行っていた作用点(接地点)が後ろに戻ってきて
それもステアリングの直進性が高くなり、バイクは真っすぐ外側へ行こうとする
いわゆるコーナー出口で「アンダーステア」状態となる

もともと安定志向のキャスター角&トレール長のバイクなら、そういった変化は少ないかもしれないが
Ninja1000SXは違った、元が攻め過ぎていたのだ

これがね、Ninja 1000SXの下りタイトターンで出た「オーバー&アンダー」ステアの正体だ!
と考えると合点がいくんだよ笑

対策はね、ツアラーだから後ろに荷物を積んでリヤの車高を下げ
フロントのキャスター角とトレール長を安定方向に持っていくか

もしくはサスセッティングで、フロントは硬くして沈み込まないようにして
リヤは逆に柔らかくして車高を落とすようにしたりとか

するといいかもしれませんねNinja1000SXは!
あくまで持論です^^;)


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