2011/04/06

へんてこ その31 ~GMサターン(日本)~

鳴り物入りで日本に乗りこんできたこの車
身を引くのもとても早かった


日本では1代、1車種で終わった幻の車
横浜の港北ニュータウンにきれいなディーラーあったっけ
(リテーラーと言うのか?)

作りがAZ-1に似ていて
プラスチックのペコペコへこんで戻るドアが新鮮だった

売り方も新鮮だったが
いかんせん顔が全部同じ・・
セダンもクーペもワゴンも

一昔前のサニーセダンとクーペとカリフォルニアじゃないんだからさあ

しかもこれ1車種しかないときたもんだ
当たるも八卦、当たらぬも・・の当たらない方だった
めでたく私のへんてこシリーズに認定しましょう
個人的には記憶に残る車となりました

映像もありました、これ↓

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地震で部品供給がやばいのかな
トヨタの北米工場にまで余波か↓

もし専用部品を使っていなければ・・
汎用部品を多く使ってたら・・
(メーカー内の共通部品レベルではなくて、市場での汎用部品レベル)
もうちょっとなんとかなってたかもしれない

電気の世界がある意味そうで
最近はもうASIC、えーとなんつうんだろう
版を起こして専用に回路焼き込んでもらうような特注のカスタムIC
を半導体メーカに依頼して作ってもらうのではなくて
FPGAという汎用チップで自分とこで手軽に動作書き換えできるような
プログラマブルICが伸びてきた

ここに両者の説明が↓

えーと・・一般家庭のイメージで言うと
ASICは最初から音楽が焼き込まれているCD(CD-ROM)で
FPGAは家で録音できるCD-RW(書き換えも可)みたいなもんかな
なんとなく後者の方が自分とこで録音もできてレーベル印刷して
手軽みたいな感じでしょう

FPGAは量産には向いてなかったけど
最近は性能もよくて安くなって量産でもいけるのか

むかーし(もう20年前の話)
高速道路の料金所の無人入口発券機あるでしょう
あれがFPGA使って動作してるんだって言ってた
入ってくる車の高さに合わせて
いろんな高さからチケットがヒョイヒョイ出てくるの
ああいう臨機応変に動作切り替えるのとか
あまり量産されないものに向いてたんだって、昔は
今となってはETCで通過の時代になってしまいましたが・・

とまあ汎用のFPGAみたいな性質のものを
車でも使うと、どこからでも調達できて、危機回避できるかもしれないね
ちなみにワンオフのカスタムICの調達で失敗したのは
3月25日のブログでもリンクしたこれ↓
またすみませんリンク

いやはや車作るのも
もういっぱしのコンピュータ製造みたいな世界ですね

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