会社のVFR800の人がカメラおやじになってさ(俺も?)
夜景撮り始めてるの
これが驚くことにカメラ手持ち撮影らしいんだけどさ↓
なんでも連写で6枚撮って、カメラの中で合成するらしいんだよ
それで手ブレを消す
へぇ最近のデジカメはいろんなもの付いてんだね
人間は道具を使うことに喜びを覚えるもの
そこが他の動物と違う点であり、人間が進化した証拠
その道具が最近ピンチです
商売にならなくて
最近て私がバイクに付けてる中国製のバッテリーも
日本製の10分の1みたいな価格だったり
車のドライブレコーダーも中国製で1,980円とかで
売ってたりして、もうこの位の価格になると
品質を保証するって考えじゃなくて
もし壊れても安もんなんだから文句言うな位の
責任放棄だよね笑
買う方も同じくあきらめてるし
でもそういう時代なんだって
今日読んだ矢野経済のある調査資料にも書いてあったけど
日本人が固執しがちな最高品質の時代じゃなく
品質や性能はそこそこの低コスト品に価値を見い出せと
なるほどねえ
まあ日本の製品は昔は今の中国製のような立場だったけどね
戦後間もなく、米国で「日本製」というのは
安物で性能が悪い、の代名詞だったそうだ
車だって英国オースチンの技術供与受けて造ったり
日産のA型エンジンなんてまんまミニのエンジンだったり
マネして作って、安く売ってのし上がったようなもんだ
だから今あんまり中国製を批判する権利はないかもね
今週号の日経ビジネスに載ってたんだけど
アマゾンが家電原価割れでネット販売で勝負に出て
(とりあえず市場を獲るための捨て身の戦法)
日本の大型家電量販店から「不当廉売だ」と責められてるそうだ
けど昔は商店街の小売店や家電メーカから
「不当廉売だ」と責められてたのは
大型家電量販店自身ですからね
これもあまり大きなことは言えないかも
原価よりほんのちょっと上か下かなんて
大した違いじゃないかもしれないし
実は日本のバイクメーカというのは
これらの点では先を行っていたんじゃないかと思う
今でこそどんなものでも
中国、東南アジア製造真っ盛りですけど
戦後真っ先に東南アジアに進出して
現地で売ったり、現地で作ったりしたのは
世界で日本のバイクが一番先だったし
(いわゆるカブね)
今でこそEMSとかODMでどんなものでも
中国企業に製造委託してますが
それらが流行る前に真っ先に台湾での委託生産を
行っていたのは日本の原付だ
これね笑↓
台湾山葉GTR125
原付なのでいわゆる低コスト品
今をときめく台湾国企業のKIMCOやSYMは
確か元はホンダ等の原付の受託生産を行っていたはず
そこから技術を身に付けた
確か元はホンダ等の原付の受託生産を行っていたはず
そこから技術を身に付けた
別に原付なんか聖域じゃないよ
誰でも作れるから
でも液晶テレビのように日本製の販売ガタガタのような
状態には陥っていない
かといって最高品質の方も手抜かりはなく
世界の大型バイクのトップはやはり日本製だし
世界のモトGPの勝者もほぼ日本製の独占だ
また負の教訓も持っていて
HY戦争の時はお互い不毛な価格競争を続け
最終的には両社とも不良在庫と赤字を大量に抱え
双方敗者のような失敗も経験しており
単なる価格競争の恐さも知っている
ひょっとすると日本の二輪メーカのこんな姿が
他の産業でもモデルケースになるかもしれません
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