イメージが変わるシグナスX
うちに来た時はこんな白無垢だったのにねえ笑
つけまつげとかつけまくりです？
昨日のブログでシグナスX乗りのKAZさんより
ウエイトローラーの質問を頂きました
原付は自分でいじくれるのでいいですね
私も原付は大好きで
16歳（1982年）のホンダ・スカイ50にはじまり、ホンダ・リード80、そして
幻の超速2ストマシン、トレイシー125というのにも学生時代乗ってた
当時の横浜新道（まだ原付が全線走行できた時代）を
余裕で3桁オーバー巡航できた
そして学生時代最後のマシン、フルチューン・メッキゴリラ88cc
最近奇跡的に発掘されました笑
大学4年間はずーっとそば屋の出前持ちのバイトで
カブ系毎日乗ってたしね
平日も土日も成人の日もずーっと
そのお金でRZ350RとかTRACY125とかゴリラとか買いまくった
（勉強しろーっ）
そば屋の旦那さんが私専用のヤマハ・メイト50の新車買ってくれてねえ
私も大事にピカピカ磨いて乗ってたっけ
社会人になってからはヤマハ・グランドアクシス100（1999～2006年）
この愛車は6.6万kmでピストンがボーンと破壊して終わりました
耐久性の低い2ストの割には頑張った
次に台湾山葉のGTR125（2006～2012年）
原付にしてはよく持った方だね
この後どうやらすぐ復活してどこかで売られていたようです笑
そして今の愛車、台湾山葉のシグナスX（2012年～）
原付スクーターのいい点は
ミッション（CVT）がシンプルで、軽く、燃費もよくて、
オーバーホールが簡単な点
ミッションを開けると
これしか入ってません
この変速プーリーの
センターボルトを外すだけ
ちょっと特殊工具が必要ですが
このアルミ合金でできてる軽いプーリーのお皿だけ
このお皿でたぶん10万kmは持ちます
全然へっちゃらだった
Vベルトも最近は耐久性がいいので
4万km位は余裕でしょう
4万km使ったGTR125のベルトも、まだひび割れ等はありません
もしこれらのプーリーやベルトを新品に換えたとしても
1万円ちょっとで済むしね（ヤマハの画面拝借）
これがもし高級四輪車の繊細なDSGミッションだったら
修理費ひと声100万円です笑
http://www.ushibuse.jp/category/1684301.html
原付スクーターのミッション系のトラブルを挙げておきましょう
やたらギヤ比が変わってきたら・・
「ウエイトローラーの寿命」
こ、これはひどい笑 潰れる寸前
そうなったら早めに交換した方がいいね
前のGTR125の時は4万km走ってもウエイトローラーは平気だったので
悠長に構えてたら、シグナスXは2万kmで上記の状態になりました
社外ウエイトローラーの材質によるものなのか、もしくは
現行台湾並行シグナスXはセンタースプリングがだいぶ強化されてるので
その反動でウエイトローラーが押し潰されてるか、どっちか
セルが空回りするようになったら・・
「スタータークラッチを疑う」
下記のスタータークラッチのスコスコ動くピンが固着するとセルが空回りします
詳しくはこのGTR125の時の事例が参考になるかな
現行シグナスXは少し固着対策がされてたので問題ないかもね
変速しなくなったら・・
「プーリー・ボスを疑う」
変速せずにずっと高回転のままになったりする時があります
その時はこのプーリーボス上を動くプーリーが固着してる可能性がある
プーリー・ボスの写真（拝借）
割と平気だけど
マロッシ等のレース用のプーリーはグリス等は塗られてないので
寿命が低いです
（グランドアクシス100に付けてた笑）
変速が渋くなったらプーリーごと交換するのがよいでしょう
動力がつながったまま、遠心クラッチが切れなくなった、エンストする
「遠心クラッチの固着」
遠心クラッチはこっちの中に入ってますが
遠心力でクラッチが開いたまんま
戻らなくなる時があります
グランドアクシス100でこの症状が出ました（写真拝借）
なお遠心クラッチ自体は
普通の乗り方をしていればほとんど減りません
10万km無交換でもたぶんいけるんじゃないかな
ちなみにここを強化クラッチスプリングにすると
発進の時に超高回転ミートになります笑
以上、スクーターのミッションに強くなって
長く乗れるようになるといいね
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