2018/12/12

Ninja H2の2019年モデルが発売されました その販売ルーツ、技術変遷を辿る

今朝は2.6度!

ついにリチウムイオンバッテリー、一度じゃエンジンかからなくなりました笑

バッテリー通電して温めてる間に
AZ-1の仮車検票を外しとこう
後日、本物の車検票と交換です

2分位バッテリー通電して温めて、3回目でエンジンかかった笑
今年もこの季節がやってきました

今日から極寒にも耐える最強ウインターパンツです
これ履けば南極でも平気だぜ(ほんとだな^^;)

その後1.9度まで下がっても平気さ!

もう20年原付通勤してますからね笑
慣れっこです

帰りは6.7度

うは~冬の雨だよ

さすがに雨はちべたい・・寒い・・
あんたさっき南極でも平気って言ってなかったっけ?^^;)

今日はモンキー125用の純正リヤキャリアを注文しました
かわいいでしょう笑
なんとか在庫ありのネット店を見つけて買いました

純正オプションは割と貴重だよ
例えばこのゴリラの純正カゴ

これはもう絶版で出てこないよ笑
40年前のカゴ

さてNinja H2の2019年モデルが出ましたね
http://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninjah2carbon/
(H2OCでも既に2人の方が予約しました!)

Ninja H2が最初出た時は1年で受注が終わるような雰囲気でしたが笑
(2015年初期型モデル)

結局その後5年続くヒットとなりましたね^^)

今回特筆すべきはパワーもそうですが
(ラムエア過給時242PS!)

このフルパワー級のNinja H2を
初めて日本のカワサキモーターサイクル直下で売ることですね
日本の歴史の中でこれはエポックメイキングなことです

古くは750ccまでしか日本で売ることができなかった時代から
(1980年代)

やっとリッターバイクが日本で解禁されても

国内仕様は100PS以下と大幅に馬力が規制されたり
(1990年代)

その後3rd Party企業を使った第三者的な販売の仕方を経て
http://www.bright.ne.jp/
(2000年代以降)

ようやく日本でメーカー正規販売です

左のZ1(海外900cc)、右のZ2(国内750cc)の時代から考えると
ここまで来るのに足かけ50年近くかかった勘定です^^)

しかしNinja H2はやっぱりすごいなあ

このカワサキ自社開発のインペラーがすごいですね
https://www.kawasaki-cp.khi.co.jp/technology/engine/tech_supercharged_engine.html
二輪は台数が少なく部品メーカも二輪の過給機なんて作らないから
他の二輪メーカは過給機車に追随できないですよね^^;)

今やカワサキだけ過給機車の量産に成功してます

日本の自動車技術330選にも認定^^)
http://www.jsae.or.jp/autotech/4-45.php

その実力は
通常の大気圧の2.4倍の加圧!、インテーク流速は風速100m!
なんて読むと、惚れ惚れします
https://www.khi.co.jp/rd/technologies/leisure/leisurea.html

吸入量がすごいってことは排気圧力もすごいわけで
H2OCメンバーではサイレンサーのリベットが飛んだり
エキパイが外れたりが続出してます笑


ちなみにカワサキはNinja H2以前に
ジェットスキーでスーパーチャージャーマシンを出してますが
http://www.kawasaki-motors.com/js/lineup/ultra310lx/

これですね
1500ccインタークーラー付スーパーチャージャーエンジンで300PS!

ただこれはよく調べるとこのスーパーチャージャーユニットは
あの小倉クラッチが作っているようです
https://www.oguraclutch.co.jp/productinfo/specialproduct-sc/specialproduct-sc-case/
へぇ~


ちなみにNinja H2の加圧インテークチャンバーは
 池田工業さんという小さな精鋭会社が作っているようです^^)
これもすごい圧力がかかるので重要部品です

Ninja H2は調べると
ちゃんと旧CDアダプコの流体解析ツールを使って設計したんですね^^)
https://mdx2.plm.automation.siemens.com/sites/default/files/magazine/pdf/DynamicsJapanEditionIssue03_201510.pdf
(現在CDアダプコはシーメンスPLMに1000億円で買収) 

ちゃんとシミュレーションモデル段階で
圧倒的な速度の空力とか、圧倒的な熱量の冷却対策とかしてたんですね

300km/h以上出しても浮かない設計とか

Ninja H2の風の抜けが良さそうなカウル設計はそこから来たんですね

まあ私はNinja H2のスーパーチャージャーユニットの値段を調べて
このかたつむりユニット1個30万円!

これ1個でシグナスX 1台買えるぜ^^;)と
ついケチ勘定してしまいます笑

やっぱ最先端のバイクはお金がかかりますね^^;)

こないだ座間ナップスに集まった49台で
総額1.5億円位かな笑

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