2016/08/30

カワサキが技術革新に力を入れる理由?

北海道車中泊から帰ってきてから
家のパソコンを貞子に乗っ取られたみたいで笑
ものすごく動作が遅いです
ブログも満足に書けない!

川崎重工業さんが最近アツい

AI(人工知能)を活用したモーターサイクルの開発に着手
https://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20160825_1.html
何やら夢物語的なプレスリリースをいたしましたが
どんなバイクが出来上がるんでしょうね~
ワクワクします

川重さんは技術に力を入れてます

設計環境は
・PLMシステムにAras
・メカ、3Dデザイン設計にCATIA
・電子回路、ハーネス設計にCR
を採用し、完璧の布陣を築いてるようです

なぜここまで力を入れるのでしょうか?
(以下、あくまで個人的推測ですよ~)

川重さんの弱みと強みを考えてみると・・

弱みは「カワサキは四輪の技術を持たない」

いま四輪の世界はAIや自動運転の電子技術が盛んですが
カワサキはある意味蚊帳の外となります
四輪のソリューションを持ってません

他の二輪メーカ
ホンダ、ヤマハ、スズキは、四輪の技術も保有してます
ここがカワサキの弱みかな~

四輪の電子技術は二輪より25年先を行ってると思います笑

四輪の世界は1990年のR32GTRの時代から
ECUチューンがあったのに対し

二輪の世界のECUチューンは
ほぼNinja H2の時代になってから・・すなわち2015年
ここで四半世紀の開きがあります

変な話1990年頃と言ったら二輪はまだ
2ストで煙吹いてキャブレターの時代です笑

電子制御のABSやトラコンの普及も似たようなもんです
二輪は四輪の25年遅れ

その技術の遅れを危惧して
積極的にAIのバイクとか、取り組んでるんじゃないかな~

強みは「重工系の二輪メーカ」

これは世界に類を見ません

積極的に航空機技術を取り入れたり

新幹線の高速技術

工作機械によるタービン自社開発など、取り入れてるようです

最近セットメーカは部品メーカにお株を奪われがちだからね~

ABSやトラコンや燃料噴射の制御も
BOSCHやContinentalやケーヒンさんのモジュールが台頭し
部品メーカの技術が先行してます

スマホはその最たる例ですね
日本のスマホ完成メーカはほとんど皆無になってしまったけど
iphoneの中身はほとんど日本の部品メーカ製です
http://www.j-cast.com/2015/09/27246050.html

そんな面もカワサキは負けじと自社技術を磨いているように見えます

逆に重工系の産業機械は
技術革新やモデルチェンジのスピードが緩やかだったりします

飛行機などはまだ1960年代に設計した
ボーイング737が現役で飛んでる位です

1960年代って言ったら
クラシックカーのトヨタ2000GTの時代ですよ笑

そこは逆にコンシューマ的な二輪の方が
まだ技術革新や製品ライフサイクルは早いかもしれません

その早いサイクルを産機に生かすといいかもしれませんね

やっとここまで書けたよ・・
はやくパソコン落ち着いてくれないかな笑

0 件のコメント:

コメントを投稿