2014/09/27

ネット・ライディングでバイクの2030年問題を乗り切る

私は大型バイクは2台しか買ったことはありませんが

YAMAHA V-MAX 1200(1998~2003)
14年前の第三京浜・保土ヶ谷PA

KAWASAKI ZX-12R(2003~2014)
11年前の富士山・滝ケ原駐屯地前

この2台は貴重な体験だった
それは
V-MAXが「フレーム最弱のバイク」(細い鉄パイプフレーム)
ZX-12Rが「フレーム最強のバイク」(アルミモノコックフレーム)
なので
フレームが一番弱いバイクの走りとはどんなのか
フレームが一番強いバイクの走りとはどんなのか
を知ることができた

その後いろんなバイクを試乗すると

YAMAHA MT-09(2014)

YAMAHA MT-07(2014)
フレーム剛性は必ずV-MAXとZX-12Rの間に入ることになる
すると上限と下限を知ってるので
試乗車がどの位のフレーム剛性に位置するか、分かりやすいんだ笑

このMT-09とMT-07も
かたやアルミプレスフレーム、かたや鉄パイプフレームだね
両者ともフレーム剛性になんら問題なし
(軽量なのでフレームに負荷がかからない)

面白いところでは
先日のレプリカ創刊号を読むと

このYAMAHA RZV500R(1984)は
国内仕様がアルミ角フレームで
輸出仕様(輸出名:RD500LC)が鉄成形フレームだったそうだ

当時の技術ではまだ鉄フレームの方が剛性が高く
国内仕様は規制でパワーダウンしていたから
アルミフレームでいけたそうだ

・・こんな話題をつらつら書いてますが
書いてできるだけITという情報荒野に
車バイクの足あとを残しておきたい

家電の世界は
アメリカ最大手のGEと欧州最大手のシーメンスが
相次いで撤退した

別に日本の家電だけ調子悪いのでなく
世界的に家電が魅力的じゃなくなってしまった

ゴルフ場も2015年問題を抱えていて
団塊の世代が引退すると
ゴルフ人口が一気に減って衰退するのではと言われてる
若者はゴルフあまりやらないからね

私が浪人時代通っていた予備校大手の代々木ゼミナールも
7割廃校を決めたって
大学全入時代になって、予備校の人気がなくなってしまった

こんな感じで、もしかすると車バイク趣味の世界も
うかうかしてると20年後
いや我々スーパーカー世代が引退する15年後には
ゴルフ場と同じように2030年問題なんて言われるように
なっちゃうかもしれない

なんたってゴルフと車バイク趣味は似てるからね
(金がかかる、税金が高い)
若い時にバイクに乗ってないと
歳を取ってから初めてバイクの免許を取るなんてのは
ごく稀だからね
今の若者がバイクに乗らなくなったら
10年後、20年後はリターンライダーの恩恵も生まれず
衰退するのは必至の情勢です

だからMT-09、MT-07のような
価格的にも車体的にもビギナーに乗りやすいバイクを用意するのも
バイク人口を増やす一手だし

経済的に手軽にバイクやカスタムを楽しめる原付の世界も
バイクとの触れ合いを高める一手だし
原付→ミドルバイク→大型高性能バイク(ZX-12R等)と
ステップアップしやすくラインナップを用意するのも一手だし

そしてIT情報の分野で忘れ去られないように
少しでも多くの車バイクの記事をWeb上に記す

ということを考えておかないと
「すわ二輪最大手のホンダがバイク事業撤退か!?」
なんてことになりかねません、家電のように・・

ネット・サーフィンならぬ(最近もう使わないかな笑)
ネット・ライディングが必要かもしれません

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