2013/09/01

上を目指す人間、応える車バイク

「いつかはクラウン」
これは車世界の中でも1、2を争う名キャッチコピーであるが
人は、歳を重ねるに連れ贅を尽くしていく

一度3リッターの高級車に乗ったら、そこまで到達したら
チープな軽自動車などもう乗れないだろう
(私は軽自動車で止まった笑)

これは「酒」でも同じで
安く飲む酒、高く飲む酒がある
高級な酒の店には、絶世の美女がいたりする
男は、もう離れられない
貢いで、時には破滅するまで飲む
人間とはそういうものだ

カメラも同じで
一度高い機材できれいな写真を覚えると
後に戻れない
最後には1本100万のバズーカレンズを
おしげもなく買うようになる
一説によると、カメラメーカの儲けは
そこが最大との噂もある

私の場合は、最上の味をしめてしまったのは
バイクかな

KAWASAKI ZX-12R
妖しい魅力の、世界最速のバイクだ

一度これに乗ってしまうと
次に買うバイク、乗り換えるバイクに悩んでしまう
どのバイクを買っても、これより遅いし
車体剛性も貧弱だろう
それに満足するのだろうか?

まるでZX-12Rから
「アタイを捨てられるワケないじゃない」
と言われてるようだ

そのZX-12Rで土曜は富士山へ行ってきた
東名を走るが、これで走ると
高速を85km/hで走るのなんて信じられない
止まっちゃうじゃんかよ、って
このバイクだけ乗っていたら、遅い車の気持ちなど分からないだろう

あいにく富士山は雨模様&濃霧だった

ミラーレス一眼Nikon V1用の外付けマイクロフォンを初テストした
先日のムルシエラゴの12気筒サウンドに感化されて
マネをしてみた

ZX-12R(2000年初期型フルパワー)&デビルマフラー(規制前102db)サウンド
http://www.blueskyfuji.jp/_userdata/20130831zx12r-1.wmv

もうちょっと近付いてみて・・
http://www.blueskyfuji.jp/_userdata/20130831zx12r-2.wmv


だめだ4気筒じゃやっぱり12気筒の車には迫力かなわないね

しかしこんなに回したの(11,000rpm)初めて・・
いつも腐ったような回転でしか走ってないから
(日本じゃ永遠に慣らしのバイク)

帰りはいつもの鮎沢PAでのんびり撮影だ

休憩がてらちょうどいい

今日は寝坊して珍しく午後遅くの光の向きだが、どうだろう
ちょっといつもと雰囲気が違う(陽が左に行ってる)

半逆光でアンダーめにすると、立体感が出る

レンズは200mm F2.8バズーカ

アスリート系のバイクは無駄がない
引き締まったプロポーション

実は撮影でエンジンをぶん回した後
ものすごくエンジンが軽く回るようになって
帰りの東名はあっという間に300出そうな
そんな雰囲気をかもし出していた
あくまで雰囲気だけだが
これがZX-12Rの真の魅力と、再認識した

「どう、アタイ、最高でしょう」

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