2013/09/05

車にとって、ITは敵か味方か

総務省の調査によると、高1の8割がスマートフォンを所有してるそうだ
てことは殆どの高校生が毎月使用料6~7千円払ってるってことだよね
すごいなあ
私が高校生の頃は月々の小遣いが5千円位だったが・・

この歳になっても月々6~7千円は高くて払えないと先日友人に話したら
18万円のボンネット買う方が分からんわ!」と言われた笑
う~んたしかに

しかしこれは若者が車バイクにかける金なんて出てこないのが
なんとなく分かるよね
IT娯楽の普及によって金銭的にも時間的にもだいぶ
車バイク娯楽の市場は食われた
これはまぎれもない事実

ではITは車バイクにとって敵なのでしょうか?

一概にそうは言えないと思う
ITを使って車バイクの情報を伝達し、盛り上がってるのも事実
私もこのブログでだいぶシグナスXのことを書き
読んでくれる人も多数いらっしゃる
そもそもITというデータベースは
付加価値のかたまりなんじゃないかと思う

例えばいま企業で流行ってるSalesForceという営業支援ツールだけど
クラウド型で、データを入れられるのね
そうすると大事な顧客情報データベースとか販売活動情報を
どんどん入れてくと、これもう離れられなくなるんだよ
そこにデータが全部入ってるから

技術的には大したことないんだよ(失礼)
ちょっと使い勝手がいいとかその位なんだけど
データベースを握ると強い
顧客の囲い込みに大いに役立つ

言うなればYouTubeだって技術的は別に並だけど
先に膨大なデータベース(DB)を握ってしまえば
顧客はよりコンテンツが豊富なDBに集まってくるよね

これはFacebookでもtwitterでも何でもそうだと思う
機能的にズバ抜けて何かがすごい訳ではない
同等の機能だけのものなら他にもたくさんある
それよりもどれだけDBが集まってるかでしょう

私もこのGoogleブログに毎日1通ずつ1400通も貯めたら
もう離れられないし笑

だから車も機能や性能1本勝負じゃなくて
何かデータベースの付加価値を創出すれば
よりお客さんを囲えるんじゃないかな
どんなのがいいかな

これが一般消費者対象に考えると
意外とデータベースって関係ないのな笑

これが企業だと
顧客DBもそうだし、モノづくりの部品表だってそうだし
販売分析情報だってそうだし、ありとあらゆるDBを駆使して
活動してるけど
一般消費者が使ってるDBってあまりないな笑

まあでも例えばトヨタ車専用のITデータベースを作って
トヨタ車であれば走行軌跡から訪問地から何から全部
トヨタのクラウドDBに自動でデータを貯め込んでくれる
次のトヨタ車に買い替えてもそれは継続して使用できて
自分の一生の活動が蓄積、分析できるとか

トヨタ車専用に付いてるドライブレコーダーで写真を撮って
クラウドに記念写真で永続的に残せるとか

自分のお気に入りの歌も購入したらずっと自分の車クラウドに
残せるとか

ITを駆使した自動操縦でもいいな
自分専用の走行パターンをクラウドに登録しておくとか

女性ドライバーだったらセキュリティに使えるといいかもね
誰かに襲われそうになったら緊急ボタン押して
今ここデータベースで救援求めるとか

車盗まれても自分のクラウドにぜーんぶどこにいるか
記録されてるとか

車は何十年と乗るんだから
自分の一生支援システム?笑
なんての作って、囲い込めば
他社に乗り換えられることなく、囲い込めるかもねえ

でないともう機能だけだと数年前まで
あれだけ世界的に隆盛を誇ってた巨頭・Nokiaの携帯部門が
衰退の果てにMicrosoftに売却って
移り変わり早過ぎだろう
ちょっと前まで経営の本読むと
「Nokiaの経営スタイルはすごい」って
超もてはやされてたのに・・

まあ日本の携帯電話も似たような状況ですが
永続して繁栄できないよね

いやはや、商売は難しい・・

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