1ドル90円切ったんだね
円高だ
ちょうど10年前やはり円高だったのを覚えている
98年にV-MAXを買った時1ドル90円位で
逆輸入の新車が底値だった
車両+諸経費+消費税全部コミコミで84.5万円で買えた
景気や相場は波があるというけれど
ちょうど10年周期なんですかね
話は変わり
国内の乗用車の販売台数、額が落ちてる理由を少し考えてみた
個人調べによると国内の乗用車は
20年前の89年の販売台数約420万台に対し
2年前の07年値で販売台数約270万台
およそ35%減
結構落ちてるね
その原因は?
■運転免許保有率の低下? No
若者の車離れがよく取り沙汰されるけど
では免許保有率が大きく下がっているかというとそうでもない
成人男子はだいたい持ってるしね
持ってない人探す方が難しい位
成人男子の保有率は90%前後で昔から変わらないようだ
なので販売減の大きな理由にはならない
■人口減? No
少子化で運転する人そのものが減ってるとも思いがちだが
そうはいってもいきなり日本の人口が
1億2千万人から35%減の8千万人になってる訳でない
実はそれ程変わってないのだ
なのでこれも主たる原因ではない
■乗用車世帯保有率の低下? No
免許持ってても車買わねえんじゃねえの?とも考えがちだが
でも世帯を持ったらだいたいの家庭が車を持ってるよね
今も昔も保有率は約80%であまり変化はないようだ
ということでこれも違うね
■乗用車の単価が下がってる? No
みなコンパクトカーばかり乗って売上額減ってる?と思いきや
よく考えたら大きな1BOXカーやミニバンも結構売れてるしね
アルファード、エスティマ、オデッセイ、etc.
ならすと1台あたり平均200~230万円を行ったり来たりして
昔からあまり変わらないみたいね
なのでこれも関係ない
では何?
実は乗用車の平均車齢、使用年数、前保有車使用期間が
大きく伸びてるのだ
乗用車も人と同じように高齢化してるんだな(^ ^;)
ここにグラフで載ってるかな↓
その年に登録されてる平均車齢
89年:約4.8年 2008年:約7.2年 ・・約50%の伸び
その年の平均使用年数(廃車までの期間)
89年:約9.0年 2008年:約11.7年 ・・約30%の伸び
前保有車使用期間(売るまでの期間)
89年:約5.1年 2008年:約7.1年 ・・約40%の伸び
ということで実は
車売れる回転が悪くなってるから
販売台数や販売額が減ってるんだ
なので販売増やそうと思ったら
いかに早く買い換えてもらうかだね
その点では・・
以前車のリース販売の販売店側メリットを書いたが(2009/10/9)
・売った顧客が必ず返しに戻ってくる
・下取り車を確保できる
・また新車を売れるかもしれない
これにもう一つメリット加えて
・短期買い換えを促進できる
(5年リースなら5年買い換え、いまのり君なら2年)
ていうのあるんじゃないかい
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