最近日本のものづくりは
製造はみんな外出るようになっちゃったんだけど
例えばプレステ3もWiiも実際製造してるのは
中国にあるFoxconnです
昔は日本は垂直統合で工場も全部自前だったけど
製品の世代交代が早い中
自分で長期ローン組んで工場用意するよりも
外に出しちゃった方がいいんじゃないのって
ある意味ものづくりは借家志向になった
同じくFoxconnで作ってるiPhoneや携帯電話も
確かに会社の人もiPhone1、iPhone2・・と出る度に
新しいモデルに買い替えてるもんな
その位人々の関心サイクルが早い中
車の新車平均使用年数は12年と長期化が進んでおり
人々の関心が根付かない
図で比較するとこんな感じかな?
デジタル時代の携帯電話のサイクルに合わせるには
1つは販売方法で合わせる手がある
いまのりくんのリースがそうだ
これで大きな買い物の車でも
形式的に2年サイクルにすることはできる
ただやっぱり大事なのは商品力なのだ
2年ごとに乗り換えても
「どのファミリーカー乗っても同じだね・・」じゃ
人々の心は離れてくのだ
魅力のある車・・果たして..
先日ラフ&ロード日野店行く途中
ふと目をやるとミニの中古車の専門店があった
その時思ったのは
「ミニだけでやっていけるんだな..」と思った
だって単一車種だよ
それで人気出なかったら終わりじゃん
でもミニはなぜか魅力があって人気ある
それは個性かもしれないし
走りが気持ちいいのかもしれないし
昔のミニのブランドが根付いているからかもしれない
単一車種でやっていけるようになったら本物だよね
ジムニーの専門店とか
そういう車はえてして息が長いものだ
ジムニーなどは1998年から13年間モデルチェンジしてない
それは決してデジタル的なイノベーションで魅力を保ってる
のではなく、車本質のアナログ的な要素が濃いと思うのだ
うまく言えないけど、いわゆる「味がある」というか
マースさんや私みたいにふっる~いボロ車に興味を持つのも
味があるからだと思う
技術革新など存在しない
ハーレーの人気の秘けつも技術革新ではないと思うし
このクオーツの時代にいまだに機械式腕時計が人気あるのも
同じかな
バイクの世界もレトロブームというか
古い1970年代のハスラーみたいなバイクが新車で出たり
アナログ的な価値も捨てたものじゃないのだ
ホンダの新しいCBR250Rも
これ単気筒なんだね
思わず昔RZ350乗ってた頃よく走ってた
CB250RSを思い出した
馬力はないけど、パタパタと小気味よい音を立てて
元気よく走ってたっけ
こういうバイクもいいもんだ
エンジンの性能を見るとこの両車はそっくりだ
ゴージャスな200kgオーバーのフォルツァ70万円もいいけど
軽量で45万円のリーズナブルなCBR250Rも
気持ちいい走りができると思う
つまり何が言いたいかと言うと
デジタルや電気自動車もいいけど
初心に返って車本来の味や走りの醍醐味もあった方が
皆に長い視点で愛されるのかなと・・ちょっと思った
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