2014/10/23

富士山の車の避難路を考える

雨にも負けず通勤頑張るシグナスX

原付が好きな私は
前車GTR125(シグナスXの姉妹車、2005年式)を8万km
台湾並行輸入のフルパワー、キャブ車です

今のシグナスX(2012年式)を2万km乗りましたが
同じく台湾並行輸入のフルパワー、インジェクション車です

では旧GTR125と新シグナスX、どっちが速いかというと
これは意外なことに旧型のGTR125の方が速いです

特に中速域(6千回転近辺)は
同じ通勤路のロング登りを乗り比べると分かるんだけど
明らかに旧GTR125の方が速い

え、なんでそんな旧式のキャブ車の方が速い?
と思うかもしれませんが
昔のキャブ車の方が排ガス規制に関係なく
ガスを十分に吹いてパワーを出していたと思われます

新シグナスXはマフラーの出口もほとんど汚れずクリーンですが
その分ガスを絞っていると思われます
ま、そんな気になる程の差じゃないけどね
しょせんどちらも125cc程度のバイクです笑

ひと昔前は
単に効率化のために
渋滞の起きない道路の開発が求められましたが

昨今は
緊急時の避難のために
デスロックの起きない道路の整備が求められてます

なんでも富士山で大規模な緊急避難の演習を行ったら
演習にも関わらず一本道の道路が詰まってしまい
逃げられなくなったのだとか

もたもたしてると富士山はこの広大な斜面から
一気に火砕流や噴石が落ちてくるでしょう・・
確かに富士山も田舎なので
道路の数も少ないもんな
もし本当の避難で一斉に道路に車出てきたら
完全にロックアウトするでしょう

ただでさえここの国道138号線なんか
土日のたびに詰まってるもんな
(行楽渋)

もっと林道などが網の目のように整備されてれば
少しは避難車も分散するかもしれませんが
皮肉にも今の林道はみな通行止めで死に絶えている
道路としての用を成してない

そこで富士山ツーリング歴30年の私が笑
生きるための避難路をお教えしましょう
とにかくマイナーで、渋滞の元となる信号等が皆無で
有事にも流れると思われる避難ルート

1.山中湖裏の三国峠を抜ける道
普段は景観に優れるこの道
峠を抜けた後もさえぎるものがないので
ひとまず下の国道246号のふもとまで
逃げ延びることができるでしょう

火砕流も山中湖がせきとめてくれそうだ

ただし経験で言うと下の国道246号や東名は
完全に動かなくなる可能性大なので
(ここは仕方がない)
そこのたもとまで避難して、ひとまず待機だね

2.2009年にできた若彦トンネルを抜ける道
私ですら先週まで知らなかったこの道
(13年前のツーリング・マップルしか持ってないからね笑)
とにかくこの赤字路線のバスにしか会わなかった位
誰も走ってません
かなりマイナーです

その他の富士山から下りる国道(137、358号など)は
メジャーで日頃から交通量や渋滞も多く
緊急時の避難路には成り得ないと思います

せっかく作った若彦トンネル道を活用しましょう

3.究極の避難路は・・広大な自衛隊演習地
こんなこと言っていいかどうか分かりませんが・・
富士山の東側一帯はそれはもう広大な
自衛隊の演習地です
むろん、一般者は立入禁止です

ですがその中は一般の車でも走れそうな未舗装路が
整備されています

もちろん演習場なので避難専用の道ではなく
ここも安全の保証はありません

でも座して死ぬよりは
こういった道を使ってでも
皆で分散して生き延びた方がいいのかもしれません

安全敏感症になると
悩みごとが多くて大変だ・・

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