2014/10/04

オリジナルとナルシストは紙一重

自動車業界には「300万台クラブ」という言葉がある
年に300万台作ったら
「自動車メーカとして一人前」という意味だね

現在年3万台程度のテスラ・モータース
いつの日か300万台クラブの仲間入りをするでしょうか

出発地点のテスラ・ロードスター

私の中には「300万円クラブ」という言葉がある(はあ?)
どうにも300万円を超える車を買ったことがないし
恐くて買うことができないんだ
これを超えたら一人前になるのでしょうか(無理無理)

車で最高性能を狙うと
とんでもない価格の世界になるけど
(フェラーリとか、ね)
無理な時は、二輪で狙えばいい

二輪なら世界最速でも150万円位だ
フェラーリと同じ位出るし

そんな二輪の逆車でも
最近は円安でついに200万円を超える価格が付いたね・・
カワサキZX-14Rのスペシャルエディション 205万円
その代わり足回りも、ブレーキも、フレームも
カウルもみんな一級品
それをたんのうすることができるね

バイクはエンターテイメントゆえ少量多品種
それはアパレルの世界も同じで
ファッションの世界ではあまり同じ服を着た人が
いっぱいいるとゲンナリするもんだ
オリジナリティを大事にする

今月号のヤングマシンは冬物アパレル特集だったけど
プロのカメラマンは写真きれいに撮るよね~
モデルさんが引き立つ
これ読んで新作ほしくなっちゃいました

しかし「何も変わらないもの」でも魅力が作れたりするから
世の中分からないもんだ

それは今月号のCARトップ・タビトモに載ってた
北海道の「幸福駅」
あったあった笑
この駅、私は近くに住んでたから知ってるけど(ええっ)
駅にほったて小屋しかないし
周りの景色がきれいなわけでもない
ただの畑の中にあるだけ

そして住んでた私も一回も乗ったことないような
超ローカル線だったくせに、名前が
「愛国から幸福駅行き」というベタベタな名前のおかげで
あれから40年経った今でも人気というから
ものの価値というのは分からない

このような価値を車バイクでも見出したいね
イノベーションばかりに頼らない価値を

一つ挙げるとすれば、ジムニー
こいつ1998年から16年間もモデルチェンジしてないくせに
今でも売れ続けてます
これはこれで開発投資なしで、いい仕事してます
こんな車もラインナップで持っときたいね

そしてジムニー乗りは
自分でオリジナリティを出して、個性豊かに仕上げます
いい素材を、さらに引き立たせる

これはこれで、メーカは開発コストを浮かせながら
ユーザの満足度を向上し
アフターパーツの市場を作ることもできる

単なるコストダウン設計による恩恵じゃなくて
「プリダウン&ポストアップ」とでも言いましょうか
(プリ・・前工程の ポスト・・後行程の)
手間を少なく、価値を大きく

しかし改造というオリジナリティは、厳しい目で見ると
ナルシストに近い笑
それはなかなか本人以外に受け入れられないからだ

これも?笑
あ~あこんなにいじっちゃって

改造車の中古は値段が安くなる傾向の方が強いのは
その表れ

まさに「オリジナルシスト」でも言いましょうか笑
一言で表すとね
ここはもう開き直るしかありません!
(じこまん)

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