2017/11/01

なぜ車バイクの「性能曲線」は無くなったのか??

秋冬空
今朝13.1V 

11.5度

寒くなってきたらシグナスX絶好調になってきた

今日は10月締め日
仕事で帰り遅くなっても 

家までの20kmで
ビュンビュンストレス解消できます^^;)

さて、私と同じ年代の方だと知ってると思いますが笑

昔のバイクは(例:CB250RS

「性能曲線」というのがあった

ところがある時からそれは

姿を消した
最近のバイクで性能曲線なんて無いよね

なぜ消えたのでしょう?

これは個人的推測ですが
性能曲線は不確かな情報だったんだと思う

そもそもエンジンの出力というのは
その時の条件によって逐次変動するし
気温、湿度、気圧・・一概に言えないと思う

1回目と2回目の計測で6PSも変わったりもします^^;)
(2回目は既に熱ダレとなる)

ほんの少しでも

エンジンのバランス取りをきっちり行うと

出力が変わってきたりしますし
(ヤマハの破断分割式コンロッド) 

細かいこと言うと
オイルの銘柄や粘度によっても馬力は変わってくるでしょう

昔のメーカの広報車はめっぽう速く「広報チューン」などと呼ばれてましたが
あれも大半の真相は、チューンはしてないが
ノーマルの個体でも完全にバランス取りを行うと
見違えるような出力になるのだと
(福野礼一郎著書の本に書いてありました)

昔は製造のバラツキも多かったので
完璧な個体と差が大きかったんでしょうね

という位アナログ的に出力は変動するものなのに
性能曲線で出力を勝手に決め付けてよいのか?
という壁に当たったんじゃないでしょうか

当時は満足な計測器(シャシダイ等)もなかったと思いますし
計測器によっても出力の数値は異なったりします

これは昔の車の

最高速度の表示も値としては怪しかったし
(これも無くなりました)

あまり根拠無く「最高速は300km/h!」

うちは「最高速302km/hにしよう笑」と言い値が通るような状態でした
車の10/15モード燃費も
実態と全然合ってないと問題になりましたよね笑

そういったものはコンプライアンスが厳しくなって
データ改ざん、虚偽報告などと取られる恐れがあるため
性能曲線は無くなったのではないでしょうか?

まあそうは言っても車バイクの開発はいまHILSMBD
エンジン出力動作をコンピュータ上で再現(モデル化)し
実機前に検証してしまおうと動いてますので

いずれ全て計算から割り出した同一条件の性能曲線というのが
また出てくるかもしれませんね^^)

何だかもう自動車を開発してるんじゃなくて
コンピュータを開発してるような感じだね^^;)

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