ホンダのハイブリッドカー、インサイトが製造中止になるとか
だーいぶトヨタのプリウスに水をあけられたよね
2013年の国内新車登録台数は
プリウスの253,711台に対し、インサイト3,880台という格差
両者の販売台数推移グラフは下記の通り
なんでこんなに差が付いたんだろうね
ほとんど似たような車なのに
いや私も以前プリウス乗ってたし
インサイトは勤め先の営業車であるから乗ったことあるけど
走りはむしろインサイトの方がいいし
(グイグイ走る)
価格だってインサイトの方が安いし
燃費だってそんなに大きく違わないだろうし
まあインサイトはモーターだけで走ることはできず
電気自動車ちっくな動きを堪能することはできないけど
それはそんな大きな理由にはならないだろうし
多少インサイトの方がチープな感じはあるかもしれないけど
でもこれほど大きな差が付く理由にはならないと思う
販売だって打倒プリウス!ってホンダ頑張ってたしね
何が明暗を分けたのでしょう?
私は既存顧客層にあったんじゃないかと思う
プリウスが出た時、それに乗り換えたのは
やっぱりそれまでセダンに乗ってた人だ
感覚論だけど、プリウスが流行った時
ゴルフ場の駐車場にとみにプリウスが増えた
ゴルフ場といったら、高級セダン王国だ笑
つまり、それまでトヨタだったらクラウンやマークⅡ、X、
アリオン、プレミオ等に乗ってた人が、
けっこう乗り換えたんだと思う
ある意味「シフト・イン・セダン」のように、セダンの中で、ね
既に1BOX車に乗ってる方は、
あまりせまい車(セダン)に乗り換えたがらない
小さなコンパクトカー乗ってる方も
それで経済的に満足してるので、大きなセダンには移行しない
グラフで見てみよう(はいはい)
トヨタの車の形状分類別の国内販売台数推移だけど
トヨタはもともとミドル~高級セダンの市場を大きく持ってたんだよ
だからプリウスをグラフで別出しすると
ミドル~高級セダンの数が減って、プリウスに移行し、
1BOXの台数やコンパクトカーの台数は別にプリウスが出ても
さほど変わらない
という傾向が見てとれる
対してホンダは・・
そう、ホンダは昨今、ミドル~高級セダン市場は、死んでます
ここの顧客層を持っていません
1BOXやコンパクトカーからの移行も進まず
セダン市場のパイも小さいとなれば
おのずとインサイトの売れるチャンスはなくなります
つまり、今回の明暗の差は
プリウスとインサイトの商品力そのものにあったわけじゃなく
持っていた販売ターゲット、顧客層のポテンシャルの差で
ここまで引き離されたんじゃないでしょうか
ホンダは多分わかっていて
今後はコンパクトカーのハイブリッドや(フィット)
1BOXカーのハイブリッドに(フリードとか)
力を入れていくことでしょう
・・トヨタも抜け目なくノアやボクシーのハイブリッド出してるけどね
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