先日のブログで、ヒット商品を産むには
時には冒険も必要みたいなこと偉そうに書いたが
「リスクを取らないことは、最大のリスクである」なんて言葉があって
検索するといろんな方面の活用が出てきた
この著書の評が面白かったかな、すみませんリンク
将棋の羽生名人の著書
将棋もスポーツと同じく立派な勝負だ
なるほど納得させられることが多い
最近のものづくりはリスクを取ることが減ってきたと思う
だから失敗作もないけど、大ヒット商品もない、そんな様相にも見える
まあリスクを取っても何がヒットするか分からないから、バクチなんだけど
バイクのTW200なんか最初真面目な悪路バイクだったから
細々売ってたけど
ある日突然若者のスカチューン改造ベースとして火がついて
それはもう売れたのなんの
TWはリヤの極太ファットタイヤが個性的だった
電車なんて別に狙った訳じゃないのに
京急とかでもすごいマニアなファンの方いるでしょう笑
先日テレビに出てたけどものすごい京急の知識で笑った
でもはっきりいってそんじょそこらの車よりもよっぽど惚れ込まれてるでしょう
V-MAXの初代は
Vブーストシステムという唯一無二のハイパワーシステムが付いて人気を博した
1985年から2007年までの22年間も姿を変えずに作られたのがその証し
1999年3月22日の写真、朝霧高原にて↓
個性はリスクが高い
ツボにはまって大ヒットする時もあるが
外すと悲惨な憂き目にあう
そもそも個性という位だから顧客対象層を狭める傾向にあり
商業的には非常にリスキーだ
個性で狙って外した例
それはまぎれもなくこいつだろう↓
AZ-1笑
2001年7月2日の写真
ミッドシップ・2シーター・ガルウイング・スポーツ・・
これだけ金かけて専用に開発して
4千台ちょいしか売れなかったら元も取れなかったでしょう
でもその個性的ないでたちは
販売の記録には残らなくても、記憶には残った
AZ-1がグランツーリスモというゲームにも採用されたのがその証しだ
個人的にはAZ-1はメーカの丸損という訳ではなく
記憶に残って今後も何十年と、マツダの名車として
その名が語り継がれると思う
そういった面白みのある部分も、メーカに期待したいね
何でも損得勘定であたりさわりのない車ばっかり出すのではなくて、ね
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