2025/01/14

GRヤリス・Mコンセプトのミッドシップ開発は、こうした方がいい! 重心、デフ特性、水回り、電装系

 火曜朝は、え、0.0度?


あんまり寒く感じないが、0度なんだ

あ、走ってる間にマイナス0.1度になった

昨日爪木崎で春が来たなんて言ってたのに笑
冬将軍また来た

マイナス0.3度になったよ

しかしシグナスXは気温に関係なく良く走る笑

まだ陽が低い冬の朝

やっと朝日

着いたよ

こんな朝でもタイヤはほんのり熱持ってる

リヤタイヤも頑張ってぬくもりある

レギュレーターが一番熱いな
余った電気を電気ストーブのように熱消費

帰りもちょっと寒いね

春はまだまだのようだ(まだ1月14日だし笑)

さておとといの東京オートサロン2025で

一番の注目は
個人的に

TOYOTA GAZOO RACINGの

GRヤリス・Mコンセプト!(ミッドシップ・プロトタイプ)
どうやらレスポンスニュースの記事を読むと

「正直ミドシップの何たるかもよくわかっていなくて、やっぱり20年30年、間が空いてしまったので技術が残っていないに等しい。本当に今から勉強を始めるという形」

「GRヤリスの開発から乗ってきて安定感はすごいのですが、やはりフロントの重さはネックになっていました。しかし、Mコンセプトに乗って4WDでこんなに曲がるクルマってあるんだなと。すごく楽しかったです。」
「4WDでこんなに曲がるクルマってあるんだ」 開発陣が語る『GRヤリス M コンセプト』誕生の裏側とニュルの厳しさ…東京オートサロン2025 | レスポンス(Response.jp)
作り手もレースドライバーもミッドシップの経験が希薄なので

ミッドシップを25年乗ってきた
(AZ-1初号機)

私が教えてしんぜよう!
(AZ-1弐号機)

まずミッドシップはフロントに重たいエンジンが無くて
超絶クイックなハンドリング特性を示すが

ある限界を超えると重たいケツを振られやすい

なのでリヤは極力エンジンを低くし、重心を下げる
重心が高いものはご法度

テスタロッサの重心が高いエンジンもそうだったが
そこがネックになる

AZ-1も重心が高いとこにある重たいリヤウイング付きより
(羽根が曲がらないようにかなり頑丈で重たい)

初号機のウイング無しの方が、ロール特性はかなりいい

GRヤリスMコンセプトの側面透視図を見ると
エンジンの搭載高は

AZ-1のマウント高と比べると
マツダ オートザムAZ-1 IN THE GROOVE 1992年当時のVHSビデオ(非売品)

だいたい同じような搭載高なので、問題なし

但しAZ-1の全高1150mmに比べ
(NSXより低い!)

GRヤリスの全高は1455mmあるので、要注意

またリヤハッチという点もリヤが高くなるので注意

エンジン自体は3気筒でAZ-1のF6Aと同じなので笑、コンパクトでいいかな

タービンはできればもうちょっと低くしたいとこだなあ

あとリヤウイングの位置もあまり高くしない方がいい
(重心の関係)
こうやって見るとノーマルエアロのGRヤリスより

Mコンセプトの方がウイングは低くしてるようだね
ちょっとハッチが開いてるので分かりづらいですが

WRC仕様のヤリスを見ても(東京オートサロン2024)

ウイングはそんなに高くなってないね

この傾向でいい

あまり大きくなく、小振りで軽量な方がいい
ようはミドでエンジンの重量がかかってるから
ウイングのダウンフォースは弱めても大丈夫

あとミッドシップAZ-1の特長は
「LSDいらずの超絶トラクション」
エンジンの重量がかかっているため
立ち上がりで思いっきり踏んでもリミテッドスリップデフ無しで
内側のタイヤが空回りすることはない


それを超えるとLSD無しで左右両輪ドリフトに持ち込める

その位トラクション性能に優れてるので

GRヤリス(4WD)の左右デフ・セッティングは
イニシャルトルクを弱めに設定した方がいい
その方が内輪差を生むことができ、旋回能力が格段に高まる

ジムニーには悪路でスタックしないよう
超強力なLSDを入れたが(ほぼ左右直結笑)
内輪差を生まず全く曲がらなくなった笑
交差点で曲がる度にイン側のタイヤが悲鳴を上げてる
ハンドルの角度もいっぱい回さないと曲がらない笑


あとミッドシップは

1に熱対策、2に熱対策、3、4が無くて、5に熱対策笑

風が当たらないミッドシップエンジンは
冷却ホース類の劣化が酷いです

AZ-1も初号機で全開走行中に

タービンの冷却ホースが破裂
https://blueskyfuji.blogspot.com/2017/09/sr400.html

エンジンが焼ける寸前で気付き、九死に一生を得たことがあります笑
サーモスタットは水温が上がり過ぎて溶損^^;)

弐号機はやはり走行中に
エンジン下部の連結ホースが破れてダダ漏れ^^;)
これも初号機の教訓ですぐ気付きました
(水温上昇、バックミラー見ると蒸気機関車になってる笑)

よってミッドシップ車は、とにかく冷却系を強くした方がいい

GRヤリスMコンセプトも

ホースから水漏ってるよね笑(おそらく水温が高い)
WRCでここ逝ったら終わりだよ!

あと同じく熱対策で、電装品の強化

ジムニーのロックステージのように
走行風が当たらず頑張ってると
あまりにもエンジンが熱持って

イグニッションコイルが死にます(特に真ん中のコイル)
https://blueskyfuji.blogspot.com/2016/02/blog-post.html
一発死んでも何とか残りの二発で自走できますが
(音がビコビコビコッー!とトラック野郎になる笑)
これはジムニー改乗りの持病

ミッドシップもエンジンはかなり熱持つので
電装系を従来のFFベースのGRヤリスより
強化した方がいいです
それがWRCで勝つ秘けつ!

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