2025/01/18

スズキGSX-S1000GXは、6軸IMUと電子制御サスでまさに命拾いした安全性能! 6時間試乗インプレッション

1月18日(土)はレンタル819スズキGSX-S1000GX試乗!

6軸IMU、電子制御サスまで入った
GSX-S1000シリーズ最高峰(200万円!)


過去試乗した

GSX-S1000(2021年)

電子制御スロットルがすげー過敏だった笑

GSX-S1000(2022年)
やっぱりスロットル過敏だった笑

GSX-S1000GT(2022年)
ちょっとまろやかになったかな笑
に続き4回目の試乗!


こちらです、GSX-S1000GX 2024年式


一度大がかりな修理が入ってるそうです
(確かに一時期レンタル一覧から姿を消した)

前タイヤは既に違うタイヤが入ってます(IRC)
真冬の安全走行でいきます!

高速の空力は最高にいい!
やっこだこスクリーンが肩の風圧を軽減!

メーターは相変わらずトンネルの中でも白いまま
白黒反転はしないけど、一応暗くなってるのかな?

寒い御殿場到着
フル制動テストでフロントABSが作動しまくってる
グリップ注意!

富士山だ!

今日富士山が見えたのはこの時だけです
あとは雲に隠れた

気温はそんなに低くなかった
御殿場で8度位

電子制御サスは速度が乗るほど優秀

突っ張る素振りはせず常に最適化

サスセッティングは人間に任せるより
電子制御に任せる方が確実笑
全部入りGSX-S1000GXすごい!

カキフライ&ヒレカツ定食で極楽

御殿場かつ栄

ごっつぁんです!

もう8200km走ってるんだな
レンタルで人気あるんだな

ステップはラバー付きで
タンデムステップにもラバーが付いてる(珍しい)
ステップの振動は皆無

スイングアームは薄くてしなやかなGSX-R1000タイプ!

車体の造りはまんまGSX-R1000

マフラーも極太出口で重低音!
やわらか戦車健在笑

キーはGXの名が付く!

タンクはプラタンクカバーでなく、鉄製
GSX-S1000、GSX-S1000GTと共用かも

ハーフカウルに見せて、実はサイドパネルも付く
これでスネにかかる風は大幅に軽減!

食後の電子制御お勉強タイム笑
えーっとどうやっていじるんだ?

電制サスのプリロードオートアジャストが-3になってたな
車高が下がってたらしい
戻しといた(あまり変わらない)

クロスオーバーらしい景色来たよ!
広大なススキ高原
(自衛隊駐屯地です笑)

一言で表すとGSX-S1000GXは

羊の皮を被った狼と言うか

クロスオーバーのカウルを被ったGSX-R1000!
その位走りがいい

直4の咆哮を

存分に楽しむことができます!

車に例えると
スーパーカーのエンジンを積んだSUV
ランボルギーニ・ウルス!

GSX-S1000シリーズの中で、そんな存在です

クロスオーバー&アドベンチャーな中では軽い車重
それがいい走りを生む

ステアリングフィールもクイックそのもの!

まさしくスーパースポーツの血が宿ってます

直4のハイレスポンスといい
一般的なツインエンジンのクロスオーバーとは一線を画す!

ヴェルシス1000より身軽!(大味でない)

空力やルックスもシャープ!

ドカティのムルティストラーダV2に負けない精悍さ!

アドベンチャー景色が似合う!

in 足柄SA

高速もGSX-S1000GTに負けない位ハイパフォーマンス

走れるフィールドが幅広い!

えーとね、高速で車の後ろ付くとどいてくれます!笑

背が高く大きく見えるんでしょう

足長GSX-R1000!

電子制御スロットルはね
すんげーおとなしくなった笑
まるで別人のよう

ようは熟成が進んでます
GSX-S1000シリーズとして

2021年出た当初は
電制スロットルの過激さが
バイク40年乗ってきた私でも手を焼くほどだったけど笑

ジャイアンが静香ちゃんになったようにおとなしくなった笑

あまりの変わりように拍子抜けする位

ようは電子制御スロットルのECUマップの変更で
その位セッティングが変えられるんだね

スロットルの遊びもちょっとできたよ!
2021年は究極の遊びゼロだった笑

これでようやく万人が乗れます笑

それでいてアクセルをワイドオープンすると
矢の如く閃光を放つ!
ドカティのムルティストラーダV4S(170PS)にも負けない鋭さ!

恒例超絶下りワインディングの外気温を6度と高めだったが

ヘアピンの融雪剤のヌルヌルで足元取られた
6軸IMUとトラコンが緊急作動!

いやヘアピンでフルに寝てる時危なかった

まあダンロップのロードスポーツ2は頑張ってたけど

個人的にはこのタイヤちょっと
GSX-S1000やGSX-8Sの性能に追い付いてないと思う

初っ端のヘアピンでやられたので^^;)、あとはセーブ

いや正直6軸IMU制御が無かったり
2021年のスロットルの過敏さだったら
リカバーできなかったかも

熟成&多種な安全性能のGSX-S1000GXで助かった

そういうことを考えるとこのGSX-S1000GXには価値があります

まさに安全武装したGSX-R1000!

安全にスポーツ走行を楽しむことができる

そういったパッケージに仕上がってます!

200万円の価値あり!

こういったワイルドな景色も似合う!

まさに場所を選ばぬスポーツマシン!

最近背の高いスレンダーなスポーツマシンが好きです!
私のVストローム250SX
先日乗ったDucati HyperMotard 698 mono

GSX-R1000の血を引くモタードマシンと言ってもいいでしょう!

それにGTの快適さをプラス!

車的には、土の匂いがしないハイパーSUV!

アドベンチャーとは違うオンロード性能を見せます!

細かいとこいくよ

Fフォークは結構沈んでる
電子制御で存分にいい仕事してる

また電子制御を生かすために構造的な造りもいい

トップブリッジもね

強靭な造りがあってこそ電制サスが生きる

そして強力無比なブレンボキャリパー
今回はGTの時と違ってブレーキは負けてなかった
(むしろタイヤが負けてた笑)

なんかマジックで矢印書いてあるよ笑
あー裏表分からなくなるんだな
修理の時に書いたのかな

FタイヤはIRCのタイヤに代わってた

ヘアピンで滑った時は
前後共緩やかに滑り始めた
分かりやすいといえば分かりやすい

ホイール中心はガイコツタイプの鬼中空笑
軽量化に努めるGSX-R1000の血統

ラジエターも大型ラウンドラジエターはスーパースポーツそのもの
たぶんR1000と同じ部品使った方がコスト浮くという考え笑

フロントアクスルカラー部も短くてしっかりしてる
とにかく車体や足回りのブレは皆無!

そして官能的な直4エンジン

このエンジンだけで御飯三杯食える!笑

フレームもアルミ製でまんまGSX-R1000だからね

まさにGSX-R1000のクロスオーバーですよ
軽量で引き締まったエンジン

強靭なボックスタイプのスイングアーム

ラバーステップ良かったね、クロスオーバーに似合う
もう擦り減り始めてたけど笑

タンデムステップまでゴム付いてるんだよ
まあ2人乗りも想定した快適性だね

そしてリヤに鎮座する最高峰の電子制御サス
まさにGSX-S1000シリーズの最高峰

このサイドケースマウントでかなりリヤ剛性上がってそう笑

ガッチリステップホルダーマウントで左右連結してる
ケース自体は私はすり抜けの時恐いので笑
外してもらいました

マフラーがこのGSX-R1000ベースのエンジンはほんと重低音なんだ

昔2015年式のGSX-S1000F乗った時
重戦車のような音だと言ってたもんね笑
私のNinja H2に比べてね

リヤはダンロップの純正タイヤ、ロードスポーツ2

もうちょっとタイヤはコストかけた方がいいなあ^^;)

まあクロスオーバー的に楽しむならOKです

リヤホイールも超中空笑

リヤフェンダーはものすごく頑丈(ブタの鼻も笑)

この辺はクロスオーバーの頑丈さだね
ちょっと位パンチしても壊れない笑

スイングアームはGSX-R1000のまさにそれ
これ以上何を望む?笑

スプロケットは肉抜き軽量化

アルミ左右異型スタビ付きガルアーム
長年のGSX-R1000の知見が入ってる!

リヤサス本体は黒くて存在を自己主張しない
私のストリートファイターV4Sの電制サスは
黄色&金色ですごいけどね笑

ハーフカウルのおかげで整備性は良さそう

左上のクラッチはワイヤー引き
シフトチェンジは超優秀なオートシフターが装着される
ヤマハのY-AMTに負けない位優秀なオートシフト

サイドスタンドはちゃんとGXで横に張り出してる
背が高いからそうしないとね

アスリートスペックのGSX-R1000フレーム

続いて外装

GSX-S1000GTよりはカウル面積少ないが
立ってるおかげでダウンフォース効果はある

スクリーン形状もフラットで風を左右に大きく割るタイプ

帝人のパンライトスクリーンだ!笑
文字大きくなったぞ(アピール笑)

よく見ると穴が3連開いて
スクリーン高さを3段階調整できる
今回一番低かったね

そしてGSX-S1000 3車種、GSX-8 2車種の
全車共通の菱形プロジェクターランプ笑

点けるとこんな感じ
こういうとこはモジュール共用しまくって
無駄なコストはかけない!

カウル横にディフューザーやカナードのような

空力アイテムが付く

ちゃんと穴開いてるんだよ
エアロスタビライザー的な考えがすごい!

直線基調なカウルデザイン

スズキの空力は優秀です
この辺はハヤブサの知見が入ってます!

このサイドカウルが無いと
スネに当たる風圧が厳しくなるんだよ
そこもスズキはちゃんと分かってる

タンクはヤマハのMT-09のようには尖ってない笑

シートはほんとに絶妙な硬さ
2015年のGSX-S1000Fの時は柔らか過ぎて
やわらか戦車とか呼んでたけどね笑

セパレート式の段付きシートは
私のVストローム250SXと似てる
この方がフレキシブルに主ライダーのシート交換できるんだよね

そしてクロスオーバー的な頑丈なキャリアが付く

R1000のスリムな車体で
フロントカウルが対比的に大きい

比例してハンドル幅もワイドだが
無駄に広くない

若干ね、ハンドル遠いと思う
メイン市場の欧州人向け

小柄な人は手前に少し絞ったハンドルバーにするとよいかも

もしくはハンドルバーマウントを手前にオフセットした
キットがどこかから出るかも

ハンドルはラバーマウントで振動は一切出ない

スイッチ操作は一度マスターすれば分かりやすい

右はワンタッチセルとハザードスイッチ

ナックルガードが付いて手も安全
但しプラ製で本気でコケるとすぐ割れると思う
(Vストローム250SXと一緒笑)

メーターはフルカラー液晶で見やすくなったねえ
2021年のモノクロメーターは史上最悪だった^^;)

メーターの回りはこんなインジケーターがある
なんだ上のはレブインジケーターか?
(そこまで回さなくても十分速い笑)

GX、デザインもほんとかっこいいね

モタードとGTの中間的なスポーツマシン!

4気筒で素晴らしいマシンでした

私も足長おじさん笑

昨日買ったアームポーチは
胸のカメラ用としてなかなか使える
高速でどんだけ速度出しても平気笑

今日は187km走った

いい走りだったよ

11リッター
暗算でもできる燃費ちょうどリッター17km!

今日はね、GXの最新6軸IMUで助かりました

ありがとう!

ワイドなハンドルの後に乗ると
いつも小さく感じるシグナスX笑
今日はスズキの最新GSX-X1000GXでした!

本日の動画
【解説編】


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