2015/01/05

車とバイクの過給機技術の変遷

冬休み最後の日曜日は
昼間やっぱり少し仕事をやって(T_T)
夕方から神奈川スケートフィギュアレッスンへ
臨時スケートリンク中は先生が毎週変わるので
ぜいたくです
いろんな先生からいろんな技を教わります

冬はバイクだめだ
寒くて夜景撮影もどこも行きたくない笑
まっすぐ家へ帰ります
シグナスXと先日乗ったヤマハYZF-R25の足付き性が
ちょうど同じ位だなあと思ったら、やっぱりそうで
シート高はシグナスX:785mm、YZF-R25:780mm
ほぼ同じ高さだね

注)今の私のシグナスXはリヤサスを40mm延長してるので
   その限りではありません笑
   シート高は820mm位になってます

さて最近は「ターボ」車が増えてます

あのピュアな
BMW Mシリーズホンダ・タイプRシリーズ
ターボを採用するんだから、時代が変わりました

確かに私が若い頃のターボ車というのは
アクセルの反応が鈍かった

友人が乗ってたランタボ(なつかしー)という車は
アクセルを踏み込むとワンテンポ遅れてから
「ヒョイーーン」と過給が始まったものだ
しかも低回転では過給がかからなくてね

それが昨今のターボ車は
自然吸気の車のように反応が良くて
なおかつ低回転から力が出るそうじゃないですか

1970年代のマルニ・ターボから始まったターボ車
日本では確か430セドリックが初のターボ車だったかな

今やインプレッサWRXやランエボのターボ車に見るように
2000ccの車で、自然吸気の車の倍のトルク(40kg-m)
を出せるようになったところから考えると
ターボはさながら「第2のエンジン」とも言えるでしょう

昨今では大型トラックの世界もターボ車は必須だしね
例)ボルボのトラクターヘッド
すごいなこのエンジン、オイル交換の頻度が
10万kmに一度らしい笑

その過給機の流れがバイクにも来ようとしてます

スーパーチャージャー付きのNinja H2(写真拝借)

どうやら今月号のヤングマシンによると

スズキも600ccのターボ車を狙ってるらしい

スズキは2013年の東京モーターショーで
リカージョン・ターボも発表してたしね
長らくバイクの世界は
過給機付きはレスポンスが悪い、ということで
1980年代に一度出た後は、ずっと敬遠されてました
まあ当時は往年のランタボの時代だからね、仕方ないか

そもそもバイクは自然吸気でもかなりの力を出してるので
例)今月号のヤングマシンのハヤブサ特集

ハヤブサは1999年の登場時点で実測300km/hを達成してます

私の乗ってたZX-12Rがハヤブサのライバルでした笑

自然吸気の雄、シビックタイプRとZX-12R
なので過給機付きのバイクは必要ないかもしれませんが
個人的には「仕方なく」出てきた気もする

それは「車」の方が過給機を使ってどんどん進化したから

一昔前は0-100km/h加速で2秒台を出すなんてのは
車重の軽い二輪車でしか出せず
重たい四輪はせいぜい5秒フラット位でしたが

最近はR35GTRなどが過給馬力と駆動技術で
重たい車体でも2秒台を出すまでに迫ってきました

あとは「プライベーター」

ゴーストライダーなどはハヤブサを改造して
ボルトオンターボで500PS近く出し
超絶的なパフォーマンスを披露してます↓
https://www.youtube.com/watch?v=_fQwwvb7CRc
既に二輪車じゃなくて、一輪車になってるけど笑

ようは技術的にバイクメーカじゃなくて
プライベーターの方が先を行く事態になってます

そんなこんなから二輪メーカも重い腰を上げた
という見方もできなくはありません

1.カワサキの新型Ninja H2(スーパーチャージャー)
2.スズキの新型600ccターボ
に続き、ヤマハ、ホンダも過給機付きのバイクを
出してくるでしょうか?

これは面白いことに1980年代に一度各メーカが出した
過給機付きのバイク(登場順)
1.ホンダ CX500ターボ
2.ヤマハ XJ650ターボ
3.スズキ XN85ターボ
4.カワサキ 750ターボ
の逆のメーカ順になってます笑

いずれにせよ新型モデルは
我々バイク愛好家を楽しませてくれますね

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