2015/01/20

試行錯誤と時代錯誤

寒い冬でも絶好調な台湾シグナスX
いやこれはFI(電子制御燃料噴射)のおかげだよね
(お前電子制御はあまり好きじゃないって
 言ってなかったか!?)

前車・台湾GTR125の時は(キャブ車)
そもそもリコールが効かないとかうんぬん以前に
冬走らなかったもんな笑
キャブで気化する時に熱を奪っちゃって
(気化熱)
キャブが凍り付いちゃって
うまく気化せず走らなくなっちゃうんだ
暖かい国の台湾仕様だったから
キャブヒーターなんて付いてなかったんだ

自分でしこしこ付けましたよ、キャブヒーター
そしたら調子良く8万km走るようになったけどね笑

今のシグナスXはそんな心配無用です

ああっ東本昌平さんのギャラリーファンド
あっという間に最終目標の200万円突破したね
すごいねファンの寄付だけで
私も1万1千円振り込みました笑

さて日本はちょっと
モノづくり面でへこたれたわけですが
電化製品とか、モバイル機器の面でね

原因の一つを探ると
素朴にモノづくりのベンチャー企業が出てこなくなった

ここの総務省のページにあるように
昨今のベンチャー企業で上場を果たしたのは
ものの見事にIT企業ばかりだ

若者が、新しい発想が
みんなITの方に行っちゃった
それも一因なんじゃないかと個人的には思います
(お前もIT企業じゃなかったか!?)

モノづくりに、やっぱり新しい技術は必要です
新しい技術にへこたれなかったトヨタ
今後またモノづくりもベンチャー企業が増えて
試行錯誤を繰り返し、繁栄するといいね

だけどコンシューマ・ビジネスは
これがまた技術だけじゃないんだ

というのは
毎年のように改良を加え、最高の技術
完璧の走行性能、車体剛性、エンジンパワーを備えた
ヤマハ YZF-R1、新車価格150万円であっても

10年経つと中古は
こいつのノーマルの方が高いんだ
カワサキのゼファー1100
新車価格90万円程度しかしなかったやつの方が
40年前のカワサキZ1を模した
ビンテージ空冷の鉄パイプフレーム
走行性能で言ったら最高峰のYZF-R1とは雲泥の差だよ

私も旧式V-MAXと最強ZX-12Rを乗り継いだので
このテのバイクの違いは知ってるつもりです
(何を偉そうに)

このようにコンシューマ・プロダクトの魅力は
技術だけじゃない場合があります
時代錯誤が魅力になる場合があります

技術の試行錯誤、魅力の時代錯誤・・
一筋縄ではいきません
やっぱりモノづくりはめんどくさいや笑

0 件のコメント:

コメントを投稿