ヒップアップアダプターのリヤだけ4cmアップで
ハンドリングが変わったシグナスX
慣れればこの位へっちゃらよ
2200円で手軽な車高アップ
マフラーはちょっと下向く格好になったね
さてリヤ4cm上げただけでフロントのキャスター角が変わって
ハンドリングが変わるバイク
実はバイクってみんなキャスター角違うんだよね
スポーツバイクはクイックなハンドリングのために
キャスター角が立ってて
どっしりまっすぐ走るアメリカンバイクは
キャスター角が寝てる
普段キャスター角なんて見ることないけど
ヤマハのバイクで比較してみた
キャスター角の比較
・YZF-R1 スポーツバイク →24度
・MT-09 準スポーツバイク →25度
・シグナスX スクーター →27度
・ボルト 準アメリカン →29度
・DS400 アメリカン →35度
と、アメリカンになるほどキャスター角が寝てるね
意外だったのは新型トリシティ125のキャスター角
なんと20度!
超クイックやんか
言われてみれば確かにフロントサス立ってるな・・
それでいて6時間試乗した時やたら直進性が良かったのは
やっぱり3輪バイクだからなんだろうね
キャスター角はジムニーの世界でもあって
車高を上げるとキャスター角が立っちゃうから
アームの根元を偏芯ブッシュに換えるんだ
http://www.rv4wildgoose.com/parts/jimny/suspension.html
こういうジムニーね笑
ブッシュはシロウトは打ち換えできないので
プロのお店に頼みましょう~
今大人気の旧車
その人気の秘けつを探ると
人は懐かしむ生き物ですが
意外と昔のアイテムのまま屋外で楽しめるものって
ないんだろうね
例えばファッションでは懐かしい1980年代の
松田聖子ちゃんカットというのがありますが
それはいま街中でなかなか歩けない
電気グルーヴの2007年の歌の映像↓
1980年代のファッションをうまく再現してます
https://www.youtube.com/watch?v=Xk2BGIcasRA
旧車は今乗ってもかっこいい
でも油断してはならないのは
今は旧車の絶頂期、黄金タイミングということです(は?)
図にするとこんな感じ↓
(分かりづらいかな・・)
青い線が125cc以上のバイクの新車販売台数だけど
例えば1970~1980年代のバイクが
台数的にも名車的にも旧車の宝庫なんだよ
ピーク時は年間31.9万台も売った
その31.9万台を16~17歳の頃買った世代ってのは
いま46~47歳になって
その世代が単純に31.9万人いるわけだから
グラフを逆にして重ねちゃうと赤線の人数のようになる(はず)
リターンライダーでちょうど自分が若い頃のバイクを買いたい
タイミングと、30年前の旧車の宝庫時代が合致する
2つの山の隆起と30年間の間隔がまさに黄金タイミングなんだ
(ちなみに今16~17歳の若者は、今の販売台数を支えてる、
いま年間5~8万台かな)
これがもう30年経つと、もう私らの世代は
76~77歳になってバイク引退でしょう笑
そしたらその次の世代が
1970~80年代の旧車の宝庫を買ってくれるか?ですよ
いわゆる今16~17歳の若者が30年後、40代になった時にね
いかに1970-80年代が旧車の宝庫と言っても
今の10代は自分が乗った世代じゃないので
ピンと来ないでしょう
例えば私が戦後間もなくの有名な歌を聞いても
「懐かしいというよりは、その頃まだ生まれてなかったもんな・・」
という思いと同じでしょう
なのでやっぱりいろんな旧車イベントやミュージアムで
旧車の記録を、次の世代に引き継ぎ
記憶に残してもらうことが必要なんだろうね・・
正規の製造業などの公式記録はともかく
人々の風俗的な近代史というのは
なかなか残ってません
例えば1980年代あれだけ上野のバイク街が盛り上がった
記録が、今となってはほとんど残っていません
そういうのも含めて、何とか残してつなげたいね・・
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