先週納車した新型シグナスX(CYGNUS-X)
今度はエンジン部チェックだ
私のチェックは厳しいよ、だって
1999~2006 ヤマハグランドアクシス100 6.6万km走行
2006~2012 ヤマハGTR125 8万km走行
で、いじくり倒したもの、ウィークポイントも全部知ってるよ
そのウィークポイントが新型シグナスXではどうなっているか
見ていくと、ヤマハの驚愕の品質改善に感嘆したので
その全てを書こう
前車GTR125はシグナスX系の姉妹車
(10インチバージョン)
外観比較
GTR125(改)↓
シグナスX-2012↓
基本構成は一緒だが、デザインがよりシャープに
GTR125(改)↓
シグナスX-2012↓
大きなヘッドライトがフロントカウルに入っている分ぶ厚いね
GTR125はフェンダーレスデザイン
GTR125の方がキャスターが寝てるかなあ?
いろんな写真を見てるとそんな気がする
マフラーのエキパイにO2センサーが付いている↓
なぜか日本のFIシグナスXにはこのO2センサーが付いてない
なので社外マフラーを買う時は「台湾FIシグナスX用」を買わないとだめ(取付穴が付く)
みながわのユーザ情報によると、1コ前の台湾FIシグナスX用の
社外マフラーがそのまま付くそうだ
トランク内にプラグレンチと+ドライバーが納まるくぼみがある↓
位置やモノはGTR125と全く一緒
純正で付くのはこの工具のみ
10mmボルト4本でトランクが取れるのもGTR125と一緒↓
基本構成はGTR125(キャブ車)と似ている↓
ちなみにこれがGTR125(2005年式)↓
さてGTR125の最大のウィークポイント
「インテークマニホールドがゴムでグラグラ」
そこは新型シグナスXでどうなっているか?
びくともしません↓
強化されてます
ユニットを手で左右に振っても車体が揺れる位頑丈です
対策図られたな~やるな~
イグニッションコイルがここに付いた↓
GTR125はもっと下に付いてたけどね
そもそもここにはフューエルポンプが付いていた↓
(GTR125)
フューエルポンプはどこ行ったんだろう?
フューエルホース来てるところは・・
どうもこのユニットにはフューエルホースが来てないので
これはバタフライユニットのみだな↓
インジェクターはこれか、インマニのエンジン側に付いてる↓
左側にフューエルホースが来ている
さて、GTR125のもう一つのウィークポイント
「エアクリエレメントがブローバイのオイルでベチャベチャ」
ここは新型シグナスXでどうなっているか?
オイルキャッチタンクになってる↓
オイルがエアクリエレメントに行かないようになってるぞ!
ちゃんと専用のドレンもあるし↓
やるのう~ヤマハ
バッテリー搭載位置はGTR125と同じ、後ろ↓
確か初期のシグナスXではフロントカウル内に入っていたと思うが
ここの方が邪魔にならないし
フロントグローブボックスの容量稼げそうだね
バッテリーはGTR125と同じ、YT7B-BS↓
これが普通にNAPSで買うと2万円もするので
(何の問題もなく普通~に2年持ちます)
そしてGTR125のささやかなウィークポイント
「サイドカウル支柱部の強度が弱い」
整備してる時、折ってしまいました・・↓
反対側は、7万km走行で疲労折損↓
ここは新型シグナスXでどうなったか?
強化されてます↓
カウルが盛り上がり
支柱も太く↓
補強がバッチリ入っている↓
おいおい私が「弱い」と思っていた部分
全て直してきてるな~
シートアンダーカウルを外すと、燃料タンクが見えてきました↓
たぶんこれだな~燃料ポンプ↓
負圧ホースがつながってないってことは、電磁式か、へぇ
ということはバッテリー上がったら
エンジンかからなそうだな
キック付いてても意味ないか・・
ん、そもそもこのバイク、キックペダル・・
ああっ付いてません!↓
いま気付きました笑
GTR125はこんな感じで付いてたが・・↓
こりゃバッテリー上がりそうになったら
早々にバッテリー交換した方がいいな
(けっこう一気に来るから恐いよね笑)
電磁ポンプになったから
負圧ホースが破けてガソリン吸えなくなる!なんてこともなくなったね
またFIだから
なんて症状もなくなった
私が苦手にしていたトラブルが全部過去のものになったね・・
シグナスX系に付いてるこのインナーカウルは重宝している↓
けっこうこれが付いてるだけで
社外マフラーへの泥の付着が防げるんだ
シリンダーヘッドにもなんかセンサーが付いてるね↓
トランクは、よく見るとGTRより底が深くて一杯荷物入る↓
これがGTR125のトランクだけど↓
前も後ろも若干浅いの分かるかな
シグナスXは12インチタイヤで大きいのに
よく容量稼いだね
トランク内には台湾の文字が↓
こんなことが書いてあります↓
なんとなく漢字の意味で分かるね笑
タイヤはマキシスを履いている↓
普通の人マキシスなんて知らないでしょう?
ジムニーの世界でマキシスのクリーピー・クローラーって言ったら
クロウト御用達のタイヤなんだよ
リヤは普通にドラムブレーキだね↓
ミッションオイルの入口といい、GTR125とほとんど一緒だ↓
(GTR125)
ちなみにドラムのシューは
たぶん8万km乗ってもほとんど減らないと思います
(GTR125で一度交換したが、殆ど減ってなかった)
最近のシグナスXは、最初っから大径ローターが入っている↓
GTR125でわざわざ交換した大径ローター220mmよりも、でかいよね↓
ちなみにGTR125のノーマルブレーキは、これ(200mm)↓
これでも十分効いたけどね、洒落で交換した
シグナスXはホイールもでかいので
キャリパーとのクリアランスも余裕がある↓
GTR125はギリギリのツライチだった笑↓
今回エンジン部チェックした動画はこちら↓
しかし見事なほど私が挙げていたウィークポイントを
全て潰したヤマハには驚いた
日々製品改良を続けているんだろうね
そうだ明けましておめでとうございます
元日は初スケート、初ゴルフ練習、初すきやしておきました
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