木曜は東京ビッグサイトでのイベント開催2日目
営業車でお台場に向かった
営業車に乗るとよく聴くのが「ラジオ」
音楽のCDなど積んでないので、FMで音楽を聴く
すると最近のFMの音楽は皆1980~90年代の懐メロばかりだ
そう、私らの年代が聴いておほ~と喜ぶような昔の歌
AKB48など最近の若者の歌は間違っても流れない(ほんとか)
携帯音楽プレーヤー、PCダウンロードなど
音楽シーンが変化する中
FMの生きる場所、ターゲット顧客は
我々高齢者となったようだ笑
車も変わった
今や車は電気、エレクトロニクスの塊りだ
今やっている電機向けのショーでも
車の話や事例が沢山登場する
30年前の1982年では、こんなに車が登場しただろうか?
いや、当時はほとんどメカ(機械)のみだ
でも車の本質を忘れてはだめなんだと思う
車は走ってナンボのメカの世界
いろいろエレキのオモロい付属物が沢山付いて
その機能ばかりが最近の車の話題になっているけれど
例えば全然スケート滑れない人が
やれ高級なフィギュア靴だ、最高のコスチュームだと
付属品を身に付けても、まったくもって浮いてしまう
それと同じだ
滑るという本質がまず大事であって
そこを忘れてしまっては笑いの種になる
車の本質は「走り」だ
先日ゴルフの時、今日初めて本コースをラウンドするという
右も左もよく分からない後輩がやってきたのだが
服装のファッションだけが、う、うおっプロの石川遼君も真っ青な
超完璧な一流最新ルックス爆
ポロシャツからアンダーシャツ、パンツ、キャップ、ベルト、靴に
至るまで全身
聞いたらよく分からないけどゴルフ5のおばちゃんが全部
コーディネートしてくれて言われるがまま買ったらこうなった
という笑、聞いてそういうことねと思ったが
コースを回ったらやっぱり服装だけが浮いてた笑
(まあ笑いを取ったということで合格)
今や車はいろんなところにCPUや基板が独立して埋め込まれて
電子制御されています
ABSブレーキの制御や、横滑り防止装置、スマートキーの制御、
エアバッグの回路、燃料噴射装置、LEDのヘッドライトに至るまで
その数1台につき50~100個
それぞれを接続するワイヤハーネスは全長数km
分解図を見ると、さながら電子立国ならぬ電子立ッカーです笑
個人的にはそれもいいけど、そうなればなるほど
まったくエレキ制御されていない昔の車に魅かれるのも確か
そう、昔のハコスカのようなほんとにエンジンとキャブだけで
走るような車
電子制御の介入なんてない
車と人の会話は全てダイレクトだ
もしかすると我々の世代が現役時代にそれを体感した
最後の世代かもしれない
1993年式のAZ-1もパワステも電子走行アシスト類も
何も付いてない純粋メカに近い車だが
インジェクション(電子制御燃料噴射)という意味では
エレキが介入している
同じく1993年式のCRM250Rも純粋な2ストロークバイクに
近いが、厳密に言えばエンジン回転数制御の排気デバイスが
付いている
そこで意図せず乗りやすくなっている
純粋なメカ車はそのもっと前にさかのぼる
1981年式の初期型RZ350や
昔のフルチューンゴリラの世界もそうかな
まあ最低限の点火装置や灯火類のエレキは付いてるけど
それ以外は完璧、キャブ-エンジン-マフラーのみの世界だ
車だと1980年式のミニの年代かな
CDI点火でもねえ、フルトラ点火でもねえ(死語かな笑)
まだポイント点火の時代の車です
走りやすいものは何もありません
でもそこに何だか、不器用な人間に近いものを感じるのも
確かです
まあそうは言ってもエレキ産業も伸ばさないとだめなので笑
そっちも大事です
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