アウディがドカティを買収したそうだ
強力だなこの2社の提携は
だってどっちもカッコイイもの
技術提携というよりはブランド力強化の効果の方が大きそう
その他なんで買収したか?
勝手に推測
企業は成長戦略を描いていかないとならないのだけど
(目標は常に前年比アップ)
口で言うは簡単、成熟期に入ったらそう簡単に大きくできないものだ
ではどうやって大きくするかというと実はこれ
買収して会社くっつけたら途端に会社は大きくなるのだ
売上規模も従業員数も店舗数もお客さんの数も
これが一番手っ取り早い成長戦略と言えば成長戦略
競合にも脅威を与える
買収はアメリカのIT分野などでは常日頃見られる当たり前の光景です
日本の銀行の統廃合もその類かな
もう名前つながり過ぎて何が何だか分からない笑
ドラマでも面白いのがありましたね
またアウディのライバルターゲットは目下「BMW」
そう、BMWはモタード・ビジネス(二輪)も持っているのです
規模の論理もそうだけど、対抗していくには同じ道で叩いていくしかない
二輪と四輪の両方を持っていると、信者を作りやすい
BMW信者の方は車もバイクもBMWに乗っておられる方が多いようです
信者は大事な安定顧客となるためアウディも見逃せない
またドカティは以前ベンツ系のAMGと手を組もうとしていた
ライバルになる位なら・・買っちまおう笑
買収することによって、ライバルが一つ減る
信者やライバル消しの論理は、ここに書いてあった↓
そもそも二輪と四輪は別物なので、そんなにシナジー効果出るのかね?と
疑問点があるのも確かだが、別物だからこそ手を組みやすい、てのもある
あまり似た者同士だと(ようは今まで競合ね)、衝突する部分が出てきたり
無駄に市場を食い合う部分が出てきたりして
(私の勤め先では「カニバリズム」と呼んでいます笑)
提携や買収が逆効果になる場合があります
最近の例ではVWとスズキの提携破たんがそうですね
実は世の中、手を組んだら効果が出そうなのに
全く手つかずの分野があったりします
例えばCADなどの設計ツール屋さんと、部品屋さん
設計ツールは部品配置設計したりライブラリ管理をしてモノづくりを支援するわけだから
部品メーカと手を組んで部品の情報を手に入れれば設計効率が高まるのに
設計ツール会社自身が部品を仕入れるわけではないので
(部品を仕入れるのはあくまでモノづくりをしているセットメーカ)
接点がないのです
なので協調したことがないし、しても世界が違い過ぎてぎこちない
ツールは1本売っていくら、という世界だが(百~1千万円とか)
部品の世界は量産用に何万個、何千ロット売って億円単位とか
お互い相手のビジネスにピンと来ない笑
だからそこをうまく手を組んでいくのが、勝負の鍵だったりします
これは設計ツールと組込ソフトの世界でも同じことが言えます
(ほぼお互い手つかず)
自動車の世界で一つ鍵じゃないかと思ってるのは
例えば昨日のブログのようなことを車と道路で研究していくなら
自動車メーカと(トヨタとかホンダね)
土木建設会社(清水建設とか大林組ね)が手を組んだり
企業統合していくことが必要なんじゃないかと、少し思ってます
企業統合していくことが必要なんじゃないかと、少し思ってます
いま道路と車の会社って、すごく他人だよね笑
車は道路がないと走れないのに
道路も車がないと作る意味がないのに
お互いいつもいないとこで活動していないか笑
身近ですごく遠い存在
まあ車はどちらかというとBtoCビジネス(対一般消費者向けの大量販売)
道路はBtoBビジネス(対企業、官公庁向けの少量ビジネス)と世界がまるで違うので
今後はその垣根を超えて手を組めた会社、相乗効果を出した国が
一歩ひいでる気がする
CビジネスやBビジネスよりも、Aビジネス
CビジネスやBビジネスよりも、Aビジネス
・・口で言うは簡単笑
とにかく、異業種というのは実はお互い新たな気付きや発見があったり
宝の山とも言えます
昨今は安易な単品売りでは商売は難しいので
システムに渡った複合提案が要求されます
(お、なんか今日はまともなこと言ってるぞ笑)
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