2012/04/24

実は目に見えない保険料の算定基準

普通スポーツは身体の大きい方が有利だったりするが
時には身体の小さな方が有利な場合もある

一つはスケートのペア
高橋成美選手は、身長わずか146cmだ
男性が女性を片手でリフトしたりするので
軽い方が有利だ

もう一つはF1
少しでもコックピットを狭くして空力良く、体重も軽量化して
重心も低くするためには、背が低い方が有利だ
かの名ドライバー:アラン・プロスト選手も身長は168cm
元F1の佐藤琢磨選手にいたっては163cmだ

あとは競馬
馬の上に乗るわけで、少しでも軽いにこしたことはない
名騎手:武豊選手は身長170cmで、体重はわずか51kgだ

このように、小さくて軽い方がダイナミックでいい動きをすることができる
これはもしかすると車にも同じことが言えるかもしれない
時と場合によってはAZ-1やジムニーのような軽自動車スポーツカーの方が
チョコマカといい動きをするかもしれない笑

若者の車離れ対策
若者の気持ちになってみると
車の保険て高いよなー
若者なんて我々みたいな年配の人の2倍以上するでしょう、保険料

昔は若い人の方が事故を起こす確率が高いから保険料も高いと言われて
そうかーと納得してたが
ほんとにそうなのか?

7頁目の「年齢層別死者数の推移」グラフを見てみると
確かに20年位前は若者の死者が突出してるけど
今は普通の年齢層と全く同じでないか?

試しに12頁目に載ってる「年齢層別・状況別死者数」の
運転者の死者数を代表にグラフ化してみると、下図の通りで↓
確かに20~29歳の事故、死者数はちょっと多いかもしれないけど
そんな他の年齢層の2倍もあるかといったら、そんなにはない
そう考えると、若者の2倍以上の保険料はもしかするとボッタクリかもしれない

ていうか普通健康保険料でも年金でも、給料多い人の方がそれに比例して
多く払うしくみになってるよね?給与の何%とか
それが自動車保険は違う
給与の安い若者の保険料が突出して高い
ある意味逆ザヤが発生している
これじゃ若者は車に乗らなくなってしまうのでは?
本当に算定基準が正当なのかどうかは、なんとも言えない
たとえ正当だとしても、少しは若者を優遇するとか、措置が必要なのでは?

保険会社の方にはちょっと辛らつなこと書くけど
日本の保険料はちょっと疑問を抱いているのも事実で
バブルの頃は相当金が余ったらしく

また制度的に解禁になったのかな10数年前外資系の保険会社が
進出してきた時、いわゆるチューリッヒ保険とかね
そっちで見積もりしたらえらい安い保険料がはじき出されて
(ざっくり今までの半額ぽっち)
めざとい顧客はみんなそっち流れて(私も笑)
こりゃやばいと思ったことあるでしょう、日本の保険会社達は

ある意味相談はしあってないから捕まらないけど
やってることはこれらカルテルと実質同じだったんじゃないの?
なんて思ってしまう

チューリッヒ保険も安いからと言って、事故対応悪いかと言ったら
そうでもないよ
私も小さな事故で日本の保険会社もチューリッヒ保険も両方使ったことありますが
チューリッヒ保険の方がよっぽど手際よくスパッと示談処理してましたよ
事故時のレッカーサービスや宿泊用意等のサービスも
元はと言えば金融サービスの国・チューリッヒが持ってきたもの
ちょっと日本の保険会社があぐらかいてたという感は否めない

というふうに、複合的に若者の自動車離れの一因になってる面は
あるんじゃないかなあ、自動車保険
結果的に首絞めるよ、ゆくゆくは自動車乗る人口減って

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