ハイブリッドは世界で一番先を行って、トヨタの強みだからね
最近どの位ハイブリッド車の販売台数が伸びてるかと
いうと、日本だけで、これだ↓
2004年からのデータしかないけど
世界初のハイブリッド車:プリウスが1997年に登場してから
2008年頃までの約10年間は、あまり陽の目を見なかった
作れば作るほど赤字で、ただのコンセプトカーだと言われた
それがあーた2009年から突然火付いて、これだもの
ずっと辛抱した甲斐あったねって感じだ
私はいつだっけ・・2007年から2009年の間に
2代目プリウスに乗ったのだけど(いまのり君リースで)
2009年に引き取ってもらう時はたしか新車のプリウスが
すごい人気で品薄になっちゃって(納車半年待ちとか)
中古の値段もすごく上がっちゃったんだよね
そん時に引き取ってもらったもんだから
もう査定ほとんどせずに二つ返事で持ってったよ笑
相当相場高かったんだろうね
2年落ちの1.1万kmだったからいい値付いたはず
(リース返却だからいくらになっても関係ないが)
ハイブリッド車は今やトヨタの屋台骨にまでなったか・・
BMWまでそれほしいと技術提携するし
CARトップの今月号が「ROTARY慕情」という特集だった
マツダの社運をかけたロータリーエンジン
登場は1967年のコスモスポーツだから
ちょうど私の年齢と同じ位なんだな
ロータリーエンジン車の生産台数推移はここに載ってた↓
25万台位いった年もあったんだね(1973年)
当時はモータリゼーションをもじって
「ロータリゼーション」なんて言葉があって
マツダも全ての車種をロータリー搭載車にするのでは、
という位頑張っていたんですと
それが時は流れ
どちらかというと2ストロークエンジンに近く
非効率なロータリーエンジンは今年ひっそりと
生産を中止するのだった
何の因果か、レクサスが全車種ハイブリッド宣言した年に
車の世界は変わる
ゆくゆくはハイブリッド車のエンジンも消えて
モーターの電気自動車だけになるとも言われている
モーターだけになったらどうなんだろう
それはもう「自動車」とは言わずに
「電化製品」となるのだろうか?
どうもコアのエンジンがなくなった時点で
自動車メーカのもの、というよりは
コアのモーターに強い電機メーカのもの
になりそうな気もする
どこの世界でもコアを持っている者が一番強い
パソコンで言えばコアの心臓(CPU)を持つ
インテルがやっぱり一番強い
コアが電機メーカに移ったら
自動車産業のピラミッドは大きく変わる
(自動車メーカ~下請部品メーカ~孫請部品メーカ)
そもそも電機メーカが完成車を作れるかどうかだが
車は擦り合わせの賜物であって
エンジンだけ作れてもしようがないと言われているが
前にも何度か述べた通り
実は主要部品は自動車メーカでなく部品メーカが
ほとんどを作っているので、その部品メーカが
電機メーカ側に付けば、何ら問題ないとも言える
ましてや車づくりは今後モジュラーデザイン化
していくと言われているので、電機メーカがモジュール
単位で各々のセクションを調達して組み立てれば
難なくできちゃうかもしれない
後は自動車メーカと対等に渡り合うには
サポート拠点(販売拠点)が重要になってくるが
自動車メーカだと全国津々浦々に持っている
ディーラー網ね
これが他の分野の企業だと大変難しいんだけど
電機メーカの世界はほら
昔はナショナル・ショップとか
全国の自営の販売店を基に販売サポートしていた
経歴を持つ
いまは大型量販店に押されて衰退してしまったが
この販売店網をもう一度復活させれば
どこの小さな町でも電化ショップがあって
そこで電気自動車のサポートもできる、なんてことも
やすやすと実現できちゃうのではなかろうか
電機メーカもほら、今は次の屋台骨ビジネスを
模索している最中だし
モーターのみならず、ナビや通信システム、ECU制御
となったら最早自分たちのオハコだもの
またその時に、自動車業界での大きなバトンタッチが
あるのでしょうか
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