ハイブリッド車の効果について精査してみよう
2011年もプリウス圧勝で終わった国内販売台数レース
なぜ売れたかと言うと、それは低燃費で経済的、そして環境に良いということ
そこで疑問、じゃどの位経済的なの?(本当に経済的なの?)
一般家庭で車を買う時は、
旦那「ねえプリウス燃費良さそうだから買おうよ」
奥方「しかたないわねえじゃあこれにしましょう」
位のアバウトさで稟議決裁が下りるが笑
企業が設備を導入する時は、きちんと、定量的に効果算定をする
家庭とは違ってROIシート的に数字を見るのだ
以下、ガソリン車のアリオンと、ハイブリッド車のプリウスの比較で見てみよう↓
すると・・意外な点が見えてきた
なんと費用的にハイブリッド車が勝るのは
購入から14年も経ってからじゃないですか!
ハイブリッド車はガソリン車より30万円ほど高い
(モーター、インバータ、バッテリーの三種の神器代)
ごく一般家庭の年間6,000km走行程度だと年間のガソリン代節約は2.85万円ほど
6ヶ月点検代や12ヶ月点検代はむしろハイブリッド車の方が高い
(車検代は減税効果でハイブリッド車の方が安い)
そういうものを全部足し込んでいくと、損益分岐点がやってくるのに
14年もの歳月がかかるわけだ
(まあ購入時の取得税も減税受けられれば、もうちょっと早くなるとは思うが
個人的には借金漬けの国に補助を頼るのは好きではない)
(まあ購入時の取得税も減税受けられれば、もうちょっと早くなるとは思うが
個人的には借金漬けの国に補助を頼るのは好きではない)
本来はこういう数字の見える化は、販売している自動車メーカがやって
ホームページに開示、ユーザに提示するものだが、・・これじゃ見せられないか笑
ちなみに環境のCO2排出量を比較しても、同様の結果になると思う
なぜなら確かに燃費いい分走行CO2排出量は少ないかもしれないが
モーター、インバータ、バッテリーの製造CO2、廃棄CO2を考慮すると
前述の費用ROIと同じく、スタートからCO2が多いからだ
分岐点まで費用ROIのような年月がかかるんじゃないだろうか
もっときついこと言うと14年もその車に乗るか?
(乗らなければ費用効果、環境効果はなし、むしろマイナス)
と、もしこの計算が合っていれば、そういうことになる
数字を見る・・盲点のようで、大事なことなんだろうね
ごめんよプリウスいじめて笑(私も元プリウスオーナー)
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