土曜はひさびさGTR125でツーリング
小田原の方の吾妻山公園というところに行ってきました
もう菜の花が満開なんだよ・・1月7日というのに、春みたい↓
レンズ交換しながらGTR125も撮って、カメラおやじしてきました↓
その他の写真はここに載せました↓
ビジネスの世界では「規格」というものがあるが
これけっこう大事
それは「標準規格」であったり「専用規格」であったりする
一眼レフデジカメの世界で言うと
ニコンやキヤノンの交換レンズ規格は、それぞれ専用規格だ
ニコンのFマウント、キヤノンはEFマウントって言うのかな
他社と互換性はない
ゆえに一度ニコンのレンズを買い揃えていくと
次もカメラ本体はニコンを買うことになる
これ、強者の論理
顧客の囲い込み
逆に販売シェアが低いメーカは、互換性のある標準規格にして
顧客を増やそうとする
一眼レフデジカメの世界で言うとオリンパス、パナソニック、ライカ等が
フォーサーズ規格という共通規格を採用している
この規格に対応したレンズは、このメーカ間で使い回しができる
これ、追随者の論理
このように立場によって、規格を使い分ける
ユーザから見ると、ぜーんぶ互換性があった方が使い勝手がいいのだが
そこはメーカも商売という事情があるので、そうはいかない面もある
ゲームソフトだってDSとPSPが互換性を持たせることなんてないし
表計算ソフトのファイル形式は今やマイクロソフトのExcelが事実上の標準
講演のプレゼンソフトは同じくマイクロソフトのPowerpointがほぼ業界標準
日本は実はこういった規格を先陣を切って取り決めるのが得意だ
こと電気製品の世界においては
CDも、DVD規格も、MDも、SDメモリカードも、古いところではVHS規格も
ほぼ日本メーカが規格化したといっていいだろう
標準規格ではあるが、日本は先行者利益を獲得することができた
で、車の世界だけど、個人的にはこの規格ビジネス面が
遅れてるんじゃないかと思っている
日本が提唱したビジネス規格がほとんどないというか
規格そのものがあまり存在しないんじゃないだろうか
まあもともと左ハンドル右ハンドルにしろ
タイヤのサイズもPCDもオフセットにしろ千差万別で
あまり統一化されてない業界なのかもしれない
車の世界もひょっとするとこれからビジネス規格を駆使することが
成功の鍵を握るかもしれない
これからたぶん電気自動車の電池やモーターというのは
日進月歩でどんどん進むから、それが進化する度に
車を丸ごと買い換えさせるというのは、ユーザーフレンドリーじゃないかも
そこに例えば「うちの車は電池サイズもモーターマウントも
我が社の規格品ですから、車を最初買う時も、用途に応じて
短距離用の安い電池、馬力はないがエコのモーター、
瞬間的に充電できるキャパシタタイプの電池など、選ぶことができますし、
新型のすごい持つ電池が出たら、電池だけ交換することができます」
なんて車出したら、ならそのメーカの車買おうかな、て人気出るよね
これ、一眼レフデジカメの論理だよ
違うレンズ試してみたい度に、カメラ本体買い換えさせないよね
またカメラ本体買う時もレンズセットとか、レンズなしのボディのみ購入とか
選べるよね
もしかすると車はあえて車両本体を短期で買い換えさせるために
部分交換できないようにしてるのかもしれないけど
法規制もあるかな、載せ替えとか改造はあまり認めないとか
でも最近古い車でもEVコンバージョンなんてやって車検通る位だから
だめな訳じゃないと思うし
ニコンやキヤノンだって部分交換で商売がうまくいってない訳じゃない
ニコンの決算情報を見ると、2010年度通期の販売台数は
レンズ交換式デジタルカメラ本体:429万台 に対して
交換レンズ:636万台 だ
これだけ交換レンズも出れば、決して商売上悪くはない
先日もちょっとデザインカーの話で規格の話を出したが
そういった他国、他のメーカでやってないことをやってみるのが
差別化になり優位点になる・・かもしれない
ただしこれあまり専用規格を振り回すと
家庭用プリンタのインクのように泥沼の戦いになる恐れもあるので
その先例を見て、うまく立ち回るようにしたい
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